PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
201910296538

隣人同士でセカンドハンド品を譲り合う・ドイツ

隣人同士でセカンドハンド品を譲り合う・ドイツ
マンションの共同出入口の
スペースに置いてあった古本たち

 今回は隣人同士でセカンドハンド品を譲り合うことについてお話しします。
写真のように、私の住むマンションの共同出入口のスペースに時々古本が置いてあることがあります。時には、マンションの建物内ではなく、建物外のストリート沿いに本を入れた段ボール箱が置いてあり、ご自由に持っていってください的な紙を貼っておいてあることもあります。観光客や住民など人が比較的多く通るストリートであるので、ほとんどは数日で箱が空になることが多いです。

 共同出口のスペースに、または箱に入っている本はドイツ語、英語の本が主で、子供用絵本やティーン用本など、年代に合わなくなったので、またはもう読んでしまったので、という理由から、主に狭い都市内のマンションの部屋においておけない理由もあり、使用しなくなったものを部屋のスペースに貯めておかず、すぐに整理できる人たちは本当にうらやましいです。実は私たちの住むマンションには倉庫がありませんので、そういった理由からも要らなくなったものを置いておく場所がないため、すぐに処分する、そして他の人に譲るという習慣が身についているのかもしれません。

 マンションに住む隣人の年代は様々で、幼稚園に通っている子供たちがいる若年層家庭や、大学生、シングル若年層、さらには高校生のティーンエイジャーがいる家庭、70代の生活している年金生活者ご夫婦など様々な世代が住んでいます。


 そのため、セカンドハンド品は古本が一番多いですが、そのほかに、子供の靴だったり、スポーツバックだったりすることもありました。セカンドハンド品をオンラインで売ることも可能ですが、このように置いておくだけで隣人に持っていてもらい、使ってもらうという、このようなシンプルなセカンドハンド品ライフスタイルもお勧めです。


2019年10月29日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
Comment(0)


ドイツ関連の記事

この記事へのご感想は以下のフォームからどうぞ

お名前 [必須入力]
コメント [必須入力]
5000文字まで。(コメントにリンクは書き込めません。)
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。
※質問やお問い合わせはお控えください。