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寄付することに関しては率先する人が多いドイツ 
Charity spirit, German tender hearts

 昨日、息子が学校の転校してきた新しいクラスメイトの女の子がトゥレット症候群
という障害を持っていて、彼女の現在飼っているペットの犬がその障害をサポートするための特別なドックトレーニングに必要な、いわゆるトレーニング料金を集める、インターネットの寄付サイト・ベタープレイスで資金を集めているのだという話を聞きました。

 アフリカの貧しい人たちに寄付するのはもちろん一番だと思うけれど、身近にいる人、障害のある人の手助けをするべきだな、と彼もぜひ協力したいと語っていました。もちろん学校の方針や親の教育によっても若干違いがあると思いますが、ドイツでは子供の頃から、弱い人に対して協力する、必要あれば資金を寄付するという意識が根付いている、そういう意識が強いと思います。


 息子の通う高校では毎年12月にクリスマスマーケットが開かれ、各クラスでクレープやお菓子、キャンドルなどを放課後に手作りで製作し、訪れた父兄や生徒たちに販売するバザー的な活動をしており、集まった資金の半分を例えばケニアの子供達のために寄付したりということをしています。


 また、以前私の通っていた職業訓練コースのクラスメイトの一人が、学校の近くの通りに毎朝寝ていたホームレスの男性にクリスマスイブにホテルに一泊泊まってもらおうという企画を提供、生徒や学校に勤務する人たちに声をかけたりして、一泊分のホテル代は十分に集まりました。
彼は毎朝通る通学途中に寝ており、私も気にかけていて、挨拶だけでもと思い、おはようと挨拶したりしていたのですが、学校の生徒たちにも結構知られている人でもありました。私自身こういった企画を率先してすることができなかったため、この企画をしたクラスメイトに対して尊敬した覚えがあります。


2020年02月18日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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