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寒い時期の暖かいニュース 分け与える文化ドイツ

寒い時期の暖かいニュース 分け与える文化ドイツ
家の前に置いてある空の瓶セット

 ドイツではチャリティー活動が盛んで、無償でボランティア活動をする人も多くいます。元々、キリスト教に基づいている国でもあるので、分け与えるという文化も根付いているとも言えます。
最近よくみつける私の住む家の前に置いてある画像のような紙袋に入っている空き瓶セットですが、これも実は寄付です。ドイツには特に見返りを求めずに、知らない人に寄付をしたり、人助けをする人が多いとも思います。

 現在ドイツでは瓶やペットボトル入りの飲料を購入したときに、20円から40円ほどのデポジットを支払うのですが、空になったらその瓶を購入したスーパーに持っていくと支払ったデポジットが返金されるという仕組みです。
そこで、家のゴミ箱から空き瓶を週一回探しにくる男性(低所得者と思われる人)がいるので、写真のように家の前に置いてあるというわけです。

こういった事情を知らないとゴミが置いてあるのかと思いますよね。

 これも聞いたことのある話かもしれませんが、例えば、エレベーターのない地下鉄の駅の階段で、そこに居合わせた人が一緒にベビーカーを持ち上げるのを手伝ったりすることはドイツでは当たり前と言える行動です。
断る人はいないくらい、こういった手助けはドイツでは常識となっています。

 さて、ここで家というのは、ベルリン都心であるので、共同で色々な世帯が住んでいる場所です。日本で言うと、マンションとも言えるかもしれませんが、今住んでいるのは1920年代に、100年前くらいに建設されたドイツ語でアルトバウト呼ばれる、古い大きなおうちを何世帯に分けて住んでいる感じです。
家の入り口は一つで共同の一つの鍵、個々の世帯はそれぞれ別々の鍵、それぞれの世帯は3、4部屋のあるマンション、それぞれおおよそ80平米くらいの広さです。


2023年11月28日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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