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今年2022年のサローネはどうなる?  ミラノ

今年2022年のサローネはどうなる?  ミラノ
Illyカフェの展示。
花とのコラボが素敵。

 ミラノのサローネ・デル・モービレといえば、1961年から毎年4月に開催される世界各国の最新の家具・インダストリアルデザイン・インテリアデザイン・テキスタイルデザインなどの展示が行われる国際見本市のこと。家具・デザイン関係の見本市としては世界最大のもので、またデザインの最新トレンドが展示されるイベントとして有名です。
サローネの巨大メイン会場(ロー・フィエラ会場)のみならず、ミラノ市内では中小企業主催や個人的にデザイナーが、大小イベントスペースなどで展示会を開いていて、街全体を巻き込んでの一大デザイン・イベントになっており、それはフォーリ・サローネと呼ばれて、デザイン関係者だけでなく、ミラノ市民も気軽に参加できるものになっています。

2022年05月24日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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ミケランジェロの3つのピエタ 画期的な展覧会 フィレンツェ

ミケランジェロの3つのピエタ 画期的な展覧会 フィレンツェ
ヴァチカンのピエタ像

 フィレンツェのドゥオーモ付属美術館で8月1日まで開催中の『ミケランジェロの3つのピエタ』展。ローマ教皇フランチェスコも出席する会議「Mediterraneo frontiera di pace 2022/平和の地中海フロンティア2022」の機会も兼ねて企画されたそうですが、なんと3つのピエタが一堂に会して比較されるのは初の試みなのです!
ピエタというのは聖母子像の中の、十字架から降ろされたキリストを抱く聖母マリアの姿を彫刻や絵にしたものを指します。イタリア語で慈悲とか哀れみという意味で、そうした気持ちを呼び起こすような作品を何世紀にも渡って芸術家たちは作ってきました。



2022年04月26日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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コロンバの季節 イタリアの春の風物詩

コロンバの季節 イタリアの春の風物詩
春の訪れを告げる
コロンバ・パスクワーレ。

 春分の日を過ぎて満月の後の最初の日曜日、今年2022年は4月17日にあたりますが、その日がキリストの復活祭となっていてクリスマス同様に家族でお祝いをします。イタリア語ではパスクワといいます。そして3月の初め頃から店先には鳩や卵の形をしたパスクワのお菓子コロンバやチョコレートが並びはじめ、スーパーなどでもお菓子の箱が山積みされているのを見かけるように…
パスクワのお菓子で欠かせないのはコロンバ・パスクワーレ。鳩の形をした、大きなケーキで、カトリックの伝統では聖霊を表す白い鳩の飛翔を想起させる形になっているのが特徴です。

2022年03月29日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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カーニヴァル  お菓子とイタリア文化

カーニヴァル  お菓子とイタリア文化
カーニヴァルといえばキアッケレ!

 子供たち(もちろん大人も)が大好きなお祭り、カーニヴァルの時期がやってきました。その起源は非常に古く、古代ギリシャのディオニュソスの儀式、そして古代ローマの農神サトゥルナリアの農耕儀礼に遡ると言われています。日本では「謝肉祭」と邦訳されていますね。
カーニヴァルの語源は、断食や四旬節の断食の前に肉類を排除するラテン語「carnem levare」に由来するようです。そして毎年、ローマの典礼暦で復活祭をいつに設定するかによって、カーニヴァルの日付も変わりますが、有名なヴェネツィアのカーニヴァルの時期とミラノのカーニヴァル時期は異なる…という面白い現象も。なぜかというと、ミラノでは守護神の聖アンブロージョが採用した典礼儀式にちなんだアンブロージョの独自の暦によっているからです。なので、毎年だいたい他の街よりも1週間ほど遅れてお祝いされます。同じ国なのに日付が違うのって面白いですよね。

2022年03月01日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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202202016791

イタリアのCovid-19状況  

イタリアのCovid-19状況
ブースター接種会場は予約で
いっぱい!でもスムーズでした。

 国内の50歳以上に、ブースター接種の実質的義務化をしたイタリア。去年から全ての労働者にグリーンパス(ワクチン接種済み証明書)携帯を義務付けていますが、今後50歳以上は、PCR検査の陰性証明だけではグリーンパスが発行されずに3回目のワクチン・ブースター接種が必要となっています(もちろん賛否両論・デモ行進等々ありますが、今のところあまり大きな騒動にはなっていません)。
イタリアの人口の約52パーセントがブースター接種を完了しました(2022年1月24日の時点)。2回目のワクチン接種を受けた人はイタリアの人口の84.14パーセント。少なくとも1回は接種している人の割合は90.34パーセントという数字が出ています。

2022年02月01日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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イタリア最高級の生ハムの産地 

イタリア最高級の生ハムの産地
水牛モッツァレラチーズとのコンビも最高です!

 年始に生ハムで有名なパルマと双璧をなすイタリア最高級の生ハムの産地フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州に行ってきました。ここはイタリアの東端、スロヴェニアとの国境近くになります。
近年はとくにフリウリ・ヴェネツィア・ジュリアの白ワインが美味しいと注目もされていて、そのワインに欠かせない食材である生ハムの最高級品サンダニエーレも並行して話題になりつつあるという感じです。

2022年01月11日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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クリスマス伝統菓子もバリエーション豊かに!  イタリア

クリスマス伝統菓子もバリエーション豊かに!  イタリア
大聖堂前の広場もクリスマス模様に。

 ここ数年ずっと年々早まるクリスマス商戦…という感じになっていましたが、去年はロックダウン中での静かなクリスマスで少々悲しい思いをしたので、今年こそは家族で過ごしたい!という意気込みが感じられるイタリアの今日この頃。
以前よりもクリスマス伝統菓子パネットーネやパンドーロの種類、そしてパッケージなどがバリエーションが豊かになって目にも鮮やかなウィンドウが並び、今年はワクワク感も非常に高まっています。



2021年12月28日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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ミラノの知られざる地下聖堂 イタリア建築の遺構

ミラノの知られざる地下聖堂 イタリア建築の遺構
ミラノ中心に残る遺跡。

 ミラノ中心部、大聖堂から近いミッソーリ広場に行くと、近代的な建物に交じって突如現れる崩れかけた遺跡のような古い壁…実はここはローマ帝国末期の5〜6世紀に初期キリスト教様式で建てられた教会があった所なのです。そして中世期にロマネスク様式で再建。キリスト教の使徒であり福音書記者である聖ヨハネに捧げられた古い教会です。
もともと53メートル×7メートルという大きな教会で、半円形の後陣があったようですが、その後陣の部分が今のミッソーリ広場に残っているんですね。1162年に赤ひげ王と呼ばれた皇帝フリードリヒ・バルバロッサによって破壊されるのですが、その後13世紀に再建されました。


2021年11月30日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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世界遺産登録数は58で今も世界一!  イタリア

世界遺産登録数は58で今も世界一!  イタリア
世界遺産スクロヴェーニ礼拝堂。

 今年2021年イタリアではユネスコ世界文化遺産の登録数が3つ増えて登録数が合計で58となり世界一の地位を保っています。
今回新たに登録された3つをご紹介。

(1)14世紀パドヴァで描かれた一連のフレスコ絵画群。教会や礼拝堂などパドヴァ内の8つの建物に残るフレスコ画作品が登録されています。

それぞれ1302年〜1397年の間にジョットをはじめとする様々な芸術家によって描かれたにもかかわらず、それぞれのフレスコ画は様式や表現方法と内容に統一性をみせているのが特徴です。

2021年11月02日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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202110056760

芸術の秋が到来。大型展覧会がスタート! イタリア

芸術の秋が到来。大型展覧会がスタート! イタリア
ミラノで開催の印象派モネ展。

 去年の秋は2回目のロックダウンで泣く泣く企画展を中止せざるを得ない状況のイタリアでしたが、今年2021年の秋は大丈夫!…という事で、9月末から10月にかけて一気に各地の美術館や博物館で大型企画展覧展がスタートします。
去年は家でオンライン鑑賞しながら憂さ晴らしをしていましたが、今年は感染対策をしながら(イタリアの美術館や映画館はワクチン接種証明書の提示が必須です)芸術の秋を楽しみたいと思います。

2021年の芸術の秋、見逃せない展覧会をご紹介しましょう。

2021年10月05日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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