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イタリア人とコーヒー

イタリア人とコーヒー
約30ccのエスプレッソ。
イタリア旅行の際、BARでコーヒーと頼むと出てくるのはエスプレッソです。
30ccほどしか入っていない色の濃いコーヒーに面食らった方も多いのでは?日本のような「ブレンド・コーヒー」は皆無なのでもしエスプレッソが苦手な場合は「カフェ・ルンゴ」と言えば、エスプレッソに少しお湯を足したものが出て来ますが、それでもまだまだ濃い!と思うなら「カフェ・アメリカーノ」と言うと、エスプレッソと別にお湯が出てきますのでそれで自分の好きな濃さに調整できます。

イタリア人とコーヒー
最古のカフェ・フローリアン。
なんせイタリア人は一般的に一日5杯も6杯もエスプレッソを飲む人が多く、そのほとんどは行きつけのBARで。
あとは家でカフェッティエーラと呼ばれるものでコーヒーをいれて飲むのが普通です。
こんな具合ですから、イタリアにはどこにでもカフェが点在していてコーヒーに困る事はありません。
コーヒー好きにはたまらない国ですが紅茶好きには苦しい国でもあります(笑)

現存するヨーロッパ最古のカフェがヴェネツィアのサンマルコ広場に位置するカフェ・フローリアンです。
1720年にフロリアーノ・フランチェスコーニによって開店。
今も観光客の姿が絶える事はありません。

ミラノでは1824年にオープンしたマルケージが有名で、ここのエスプレッソはミラノでも一番美味しいとか。
店内ではチョコレートやちょっとしたお菓子が色々と売られているので、お土産の調達もできる一軒です。

イタリア人とコーヒー
ミラノのカフェ・マルケージ。
そしてイタリアでのカフェの特徴は立ったまま一気に飲み干す。
なぜなら、冷めたコーヒーはもはやコーヒーではないからです。
そして味や濃さにこだわるのに、彼らはお砂糖をいっぱい入れてかき混ぜ、そして一気に飲み干します。
苦さと甘さが混ざり合って、コーヒーの味が分からないんでは?と思ったりするのですが・・・
イタリア人とコーヒー
マルケージ店内。
でもこれを繰り返していると、コーヒー好きの方なら分かって頂けると思うのですが、なんとも言えない味わいになってきて、朝に1杯、仕事へ行く前にまた1杯、途中休憩に1杯、ランチ後に1杯、昼過ぎに1杯、家に帰る前に1杯・・・とエスプレッソがないと生きていけない体に・・・
是非イタリアへ来られた際にはお気に入りのBARを見つけて美味しいエスプレッソを何杯もお試しください。
2012年03月02日(金) written by Maliarda from (イタリア)
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