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ミラノで芸術の秋を楽しもう

ミラノで芸術の秋を楽しもう
ピカソ展覧会の広告。

 日々少しずつ寒くなっていく今日この頃、芸術の秋を楽しむのはいかがでしょうか。2018年後半の見逃せない展覧会を集めてみました。ミラノ編ですので、観光やショッピングの合間にでも足を運んでみてくださいね。
まずは10月18日からミラノ王宮博物館で開催されている「ピカソ・メタモルフォーゼ」展。パリのピカソ美術館から貸し出しされた作品と、ピカソが制作の上で非常に影響を受けた古代芸術の作品なども併せて約200点もの展示で話題を呼んでいます。来年2月17日まで開催。
王宮博物館は木曜と土曜の夜10時まで開館しているので、ゆっくり鑑賞したい方は夜がオススメです。


ミラノで芸術の秋を楽しもう
未来派カルロ・カッラの展覧会。

 もう一つ、王宮博物館で開催されている未来派画家「カルロ・カッラ」展。
カルロ・カッラは室内装飾の仕事を手掛けていましたが、1895年にミラノのブレラ美術学校に学び、その後1910年頃から未来派の運動に参加。パリへ行ってキュビズムに触れ、色々と試行錯誤を重ねた作品を発表していきます。この展覧会ではカッラの代表作を含む130点が展示されています。2019年2月3日まで開催。

ミラノで芸術の秋を楽しもう
ロマン主義展の様子。

 次はスカラ座広場に面したガッレリア・ディタリアで10月26日から開催されている「ロマン主義」展。
19世紀に活躍したイタリア人画家フランチェスコ・アイエツやアンジェロ・インガンニをはじめ、イギリス人画家ターナーやフランス人画家コローなどの作品もあり、18世紀後半から19世紀前半にヨーロッパで興った芸術運動がどのようなものであったのかなども併せて垣間見る展示となっています。ガッレリア・ディタリアは月曜日が休館日なので要注意!また木曜日は夜10時30分まで開館しているので静かに鑑賞できます。来年3月17日まで開催です。

ミラノで芸術の秋を楽しもう
話題のバンクシー展がもうすぐ開催。

 最後にオススメの展覧会は、今なにかと話題の、ロンドンを中心に活躍しているストリート・アーティスト、バンクシー。「The art of Banksy」と称した彼の展覧会がミラノのMudec美術館で2018年11月21日から開催予定です。
バンクシーといえば、ステンシル技法を使用した独特な雰囲気を持つグラフィティとそこにシンプルだけと挑発的な言葉で描かれているのが特徴です。今回は絵画のみならず、彫刻作品など70点も展示されるのだとか。2019年3月24日まで開催です。またMudec美術館内にはレストランやカフェもあるので、そちらの方もお見逃しなく!

2018年11月06日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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