PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
201910086531

昔ながらの伝統の味トラットリア・ミラネーゼ

昔ながらの伝統の味トラットリア・ミラネーゼ
人気メニューのミラノ風カツレツ。

 ミラノには新しくてオシャレなレストランやバーがたくさんあり、そういうイメージの方が最近はとても強いかもしれませんが、今でも路地裏なんかにふと昔ながらの雰囲気が残っている所もあり、そこで何十年と営業を続けている、いわゆる老舗のお店もまだまだ頑張っています。この新旧融合されたのがミラノという街の魅力でもあるのです。
今回はそのミラノの中心ドゥオモから徒歩10分ほどの、少し奥まって入り組んだ路地裏の「古きミラノ」を感じられるレストランをご紹介します。ドゥオモから近いので、観光ついでにランチもしくはディナーにオススメです。

昔ながらの伝統の味トラットリア・ミラネーゼ
入口は少しわかりにくいかも。

 トリノ通りから入ったサンタ・マルタ通り11番地。深い赤の看板が目に入ってきます。ここは「トラットリア・ミラネーゼ」、まさにミラノ風トラットリアという名前のレストランです。1933年創業の古いお店で、中のインテリアは何となくぬくもりを感じさせ、とても中心部に近いとは思えない静けさ。ウェイターたちの所作もテキパキしていながら、とても親切で対応も老舗にふさわしく素晴らしいです。

昔ながらの伝統の味トラットリア・ミラネーゼ
ミラノ伝統料理オッソブーコとリゾット。

 メニューはもちろんミラノ伝統料理が中心。ミラノで伝統料理を味わうならここと言われるぐらい有名な店でもあります。いかにもトラットリアらしい雰囲気で、ランチ・タイムは地元のビジネスマンでいっぱいになります。予約がベターですが、もし予約なしなら、開店と同時に入るといいかもしれません。
トラットリア・ミラネーゼではかなり色々なメニューがあって迷いますが、やはりプリモ・ピアットには黄色いリゾット・アッラ・ミラネーゼ(11ユーロ)を。お米は絶妙なアルデンテ、そして厳選されたサフランで仕上げられた味わいのリゾットはこの店の人気メニューです。

セコンド・ピアットはお肉料理が中心。ミラノ伝統の一品を選ぶなら、ミラノ風子牛のカツレツ、コストレッタ・アッラ・ミラネーゼ(19ユーロ)をどうぞ。ここのミラノ風カツレツは、手のひらより大きい1枚肉が特徴!弱火で揚げられた牛カツレツはとても軽く、柔らかな食感。一口食べるごとに肉汁が口の中に広がります。これはかなり大きなサイズなので、女性だと全部食べるのは厳しいかもしれませんが。

昔ながらの伝統の味トラットリア・ミラネーゼ
自家製ティラミスも美味!

 もう1品のオススメ料理はオッソブーコ(25ユーロ)です。仔牛のスジ肉を2時間以上コトコトと煮込んでトロトロにしたお料理ですが、これとミラノ風リゾットがセットになったものも濃厚で美味しいです。これから寒くなる季節にはピッタリの一皿!
もちろんドルチェも見逃せません。自家製のティラミス(9ユーロ)も本当に美味しいです。ただこれも大きなサイズなので、2人で半分にするといいかもしれませんね。

Trattoria Milanese
Via Santa Marta 11, Milano
営業時間;12時〜15時/19時〜22時45分
日曜日は定休日です。



2019年10月08日(火) written by Maliarda from (イタリア)
Comment(0)


イタリア関連の記事

この記事へのご感想は以下のフォームからどうぞ

お名前 [必須入力]
コメント [必須入力]
5000文字まで。(コメントにリンクは書き込めません。)
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。
※質問やお問い合わせはお控えください。