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イタリアのCovid-19状況  

イタリアのCovid-19状況
ブースター接種会場は予約で
いっぱい!でもスムーズでした。

 国内の50歳以上に、ブースター接種の実質的義務化をしたイタリア。去年から全ての労働者にグリーンパス(ワクチン接種済み証明書)携帯を義務付けていますが、今後50歳以上は、PCR検査の陰性証明だけではグリーンパスが発行されずに3回目のワクチン・ブースター接種が必要となっています(もちろん賛否両論・デモ行進等々ありますが、今のところあまり大きな騒動にはなっていません)。
イタリアの人口の約52パーセントがブースター接種を完了しました(2022年1月24日の時点)。2回目のワクチン接種を受けた人はイタリアの人口の84.14パーセント。少なくとも1回は接種している人の割合は90.34パーセントという数字が出ています。

イタリアのCovid-19状況
接種会場にはワクチン接種者の
リアルタイムの表が。

 私も2週間ほど前に3回目接種を済ませましたが、ワクチン接種会場はすごい人で、もう年齢で区切られずに、予約を取った人から順番にどんどん投与している感じでスムーズに対応してもらえました。1回目2回目とファイザーでしたが、3回目はモデルナ。ファイザー投与からモデルナ投与のミックス(交互)が免疫力が上がり良い結果が出たのだとか。あまり副作用は強くなかったですが、やはり2日目に腕が痛いのと少し倦怠感がありますね。3日目からは打った所が少し筋肉痛のような感じぐらいで、元気になりました。

 イタリア側の家族・親戚は一番若い17歳の甥っ子も入れて、全員がブースター接種済みになりました。

2022年2月1日から、イタリアではグリーンパスの有効期限がワクチン接種完了又はコロナ感染からの回復後6ヶ月間に短縮されるとのニュースが出ています。しかしEU内のルールではグリーンパスの有効期限は9ヶ月と定められているので、その差3ヶ月間をどうするのか…という問題が発生。ここにきて、少々混乱しています。

イタリアのCovid-19状況
接種から3日後ぐらいに
メールでグリーンパスが届きます。

 そこでワクチンを3回接種した人に限りグリーンパスの有効期限をとりあえず無期限にするかもという話も出てきて…去年の10月から3回目のブースター接種を促進してきたイタリア政府としては、この問題をどうするのか?そしてこの春先にはグリーンパスの有効期限が切れてしまう人が多数出てくるけれど、4回目の接種をどうするか、イスラエルのように4回目の接種も始めるのか?その辺りはまだハッキリと決まっていません。
ただここ数日はずっと新規感染者が前週に比べて減ってきているので、そろそろピークアウトなのかな?とも。政府にはなるべく国民が混乱しないように、良い方向へ進めるように対策・対応をお願いしたいですね。


2022年02月01日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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