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Pasqua(復活祭)

Pasqua(復活祭)
コッレオーニ礼拝堂。
復活祭は基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日です。
これも西方教会、東方教会で異なったりと色々とややこしいのですが、イタリアでは今年4月12日が復活祭にあたりました。
キリスト教徒にとってはイエスの復活という事でとても大事な行事になります。
「Natale con i tuoi, Pasqua con chi vuoi」(クリスマスは家族と、復活祭は好きな人と)というセリフがイタリアでは有名で、よほど敬虔なカトリック信者でない限りは教会のミサに参加して、伝統的に過ごすというよりこの時期のお菓子やお料理に舌鼓し、お天気が良ければ復活祭の次の日(月曜)も祝日なので、近くの海や山へ出かけたりします。
Pasqua(復活祭)
教会の内部
日本の「お花見&ピクニック」に似た感じです。
復活祭にはミラノを離れて別の街へ行ってみました。
ミラノから50kmほど北東に行くとベルガモという古い街があり、ここの特徴はなんといっても丘の上の旧市街と丘の下の街、2つが混在して1つの街を形成している事です。
丘の上の街はチッタ・アルタと呼ばれ、中世の面影を残す美しい街。そして丘の下の街はチッタ・バッサと呼ばれ、ミラノなどと同じような風情の街並み。
そして2つの街をつなぐケーブルカーが1887年から運行されています。それまではひたすら坂道があるのみ、でした。(もちろん今も残っています)

Pasqua(復活祭)
チッタ・バッサとアルタを結ぶ道
ケーブルカーに乗る事、約3〜4分。
チッタ・アルタはもう別世界が開けています。
15世紀に建てられたアマーデオの最高傑作「コッレオーニ礼拝堂」が夕陽を浴びて光っているのを見ながら、横にあるサンタ・マリア・マッジョーレ教会へ。
中は贅沢な金をほどこした装飾で辺り一面が輝いていました。
一見の価値あり、です。
Pasqua(復活祭)
バッサから見たアルタの街
それからブラブラと旧市街を散策。
所々にあるジェラート屋も春の陽気で大繁盛!これから秋口にかけて、イタリアが一番美しく輝き、楽しい季節になります。
2009年04月17日(金) written by Maliarda from (イタリア)
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