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ミラノで芸術の秋を楽しむ

ミラノで芸術の秋を楽しむ
ルノワール展のポスター
夏が終わってひと息つく頃、一斉に「秋の展覧会」情報が新聞や雑誌などに発表され、それを色々と眺めながら何を見に行くかを決めたりしているのですが、今年は大規模な展覧会が開催されたりして、秋の楽しみがグンと増えました。
まず一押しはパリのピカソ美術館から貸し出されたピカソの代表的作品250点以上が展示されるミラノ王宮で開催中の「ピカソ」展。
この展覧会の前売りチケットの売れ行きも好調らしくミラネーゼの注目度の高さがうかがえます。


ミラノで芸術の秋を楽しむ
ミラノ王宮の展覧会入り口
パリのピカソ美術館は現在改修工事中で、資金獲得のために所蔵コレクションが世界の美術館を巡回しているのだそうですが、ミラノにおける展覧会は他の巡回展に比べて最も多くの作品が展示されているそうです。
来年1月6日までミラノ王宮(Piazza Duomo 12)で開催してます。
ミラノで芸術の秋を楽しむ
ピカソ展
次のオススメ展覧会はミラノから電車で30分の所にあるパヴィアで開催中の「印象派ルノワール」展。
イタリアでフランス印象派は日本ほどの人気はないのですが、やはり印象派の巨匠ルノワールという事で人気を集めています。
パヴィアのヴィスコンティ城博物館で12月16日まで開催です。
もう一つ、ミラノから日帰りで行ける古都ベルガモで開催中の展覧会もご紹介しましょう。
ルネサンスの巨匠「ボッティチェッリ」展です。
「ヴィーナス誕生」や「春」の絵で有名なフィレンツェの画家ボッティチェッリと、その流派の画家の作品を集めたこじんまりとした展覧会ですが、静かに鑑賞できます。
何よりパッツィ家の陰謀に巻き込まれ殺されてしまったジュリアーノ・デ・メディチの肖像画は一見の価値あり!ベルガモのラジョーネ宮(Piazza Vecchia)で11月4日まで開催です。

ミラノで芸術の秋を楽しむ
ジュリアーノ・デ・
メディチの肖像画
この時期にミラノや近郊へ来られる際にはこうした展覧会をスケジュールに組み入れてもいいかもしれません。
2012年10月12日(金) written by Maliarda from (イタリア)
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