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ベファーナがやって来る!  老魔女がイタリア全土に

ベファーナがやって来る!  老魔女がイタリア全土に
この時期はベファーナ人形もたくさん並ぶ。

 クリスマスが終わり、年が明けて少し落ち着いた1月5日の夜。イタリアの民間伝承では、ベファーナがイタリア全土の子供たちに贈り物を届けにやって来ると言われています。
サンタクロースやイエス誕生を祝う東方の三博士と同様ですがベファーナは老婆の姿をした魔女です。
それまでの1年間で、行儀よくしていた子供たちにはたくさんのお菓子やおもちゃが詰まった靴下が届けられ、行儀が悪かった子供たちには木炭やニンニクが詰まっている靴下が置かれます。
特にシチリアの田舎では、石炭の代わりに靴下の中に木の棒が入れられることもあるようです。

2024年01月02日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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202311076938

ゴッホの絵画に没入体験するバーチャル・リアリティ(VR)展覧会 イタリア

ゴッホの絵画に没入体験するバーチャル・リアリティ(VR)展覧会 イタリア
絵画に没入体験できるゴッホ展。

 2021年頃からExhibition Hubによって最新のマルチ・メディア技術ツールを使用して制作され、国際的に配信されている特別なバーチャル・リアリティ『フィンセント・ファン・ゴッホ』展は、500万人以上の来場者が訪れ大成功を収めました。そして現在ミラノのランポ・スカロ・ファリーニでも開催されています。

 これはどういう展覧会かと言うと「ゴッホの絵画の中に入りこむ体験ができる」ということ。絵画の新しい楽しみ方をテクノロジーによって可能にした感じです。音楽や映像をも用いて鑑賞者の感情と融合させながら、300点を超えるファン・ゴッホのスケッチ、デッサンや絵画の中に入り込み、彼の世界観とその作品に没入することができるバーチャル・リアリティ(VR)展覧会という趣です。

2023年11月07日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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キャンドルライト・コンサート パヴィア郊外のベルジョイオーゾ宮

キャンドルライト・コンサート パヴィア郊外のベルジョイオーゾ宮
ハープの音色が
幻想的な空間に響くコンサート。

 先週末、パヴィア郊外の素敵なベルジョイオーゾ宮で開催された、秋の始まりにふさわしいコンサートに行ってきました。その名も『キャンドルライト・ハープ・コンサート』です。
 キャンドルライト・コンサートとは、音楽の歴史を築き上げてきた作家やその曲を、新しい空間と無数のキャンドルの中で再解釈するという趣旨のイベントの一つで、文化とクラシック音楽をより身近なものにすることを目的としています。
 もともと一連のクラシック音楽コンサートとして誕生したこのキャンドルライト・コンサートでしたが、バッハ、ヴィヴァルディ、モーツァルト、ショパンなどの偉大な作曲家のみならず、最近ではビートルズ、クイーン、ABBA、コールドプレイなどのアーティストへのオマージュや映画のサウンド・トラックなど幅広いテーマやジャンルの音楽が演奏されるようになりました。


2023年10月10日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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死にゆく町チヴィタ・ディ・バーニョレージョ イタリア

死にゆく町チヴィタ・ディ・バーニョレージョ イタリア
死にゆく町チヴィタ・ディ・バーニョレージョ

 ローマから北へ120kmほど車で走るとチヴィタ・ディ・バーニョレージョという小さな町があります。今年の夏休みはチヴィタ、別名「死にゆく町」を訪問してみました。
ここは幻想的というか、眼の前に広がる景色がまるで信じられないような場所。トゥファの丘の頂上に位置し、細い歩道橋を通ってのみアクセスできる町…というよりは小さな村落と言ったほうがふさわしいかもしれません。

ここは4000年前から人が住み着いていたという研究があり、かなり古い歴史を持つ地域。中世には今の3倍ほどは土地があり、3000人ほど暮らしていたのではと言われています。
では、どうしてチヴィタ・ディ・バーニョレージョが「死にゆく町」と呼ばれているのでしょうか?


2023年09月12日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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202308156919

2023年ミラノの秋、見逃せない4つの展覧会 

2023年ミラノの秋、見逃せない4つの展覧会
秋のスタートはゴッホ展から!

 秋のミラノで開催される大型展覧会の日程が決定。まず先頭を切るのはフィンセント・ファン・ゴッホ展がムデック美術館で9月21日から開催されます。
ゴッホの独創的なインスピレーション、ユニークな個性、劇的な経験。多くの人がゴッホに対して抱いているイメージですが、今回の展覧会は別のストーリーを準備をしているようです。彼の膨大な知識とさまざまな方面への興味、また当時の芸術的革新を絶えずアップデートして、それを再加工して自身の作品へ反映。彼のすべての制作過程を通して、巨匠の文化的側面と絵画とのつながりに焦点を当てたのだとか。
またゴッホの日本への興味(広重や歌麿の浮世絵の蒐集)が与えた影響も見逃せません。

 ミラノMudec美術館にて2023年9月21日から2024年1月28日まで開催。



2023年08月15日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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ジョルジオ・アルマーニの美を集めた美術館アルマーニ・シロス イタリア

ジョルジオ・アルマーニの美を集めた美術館アルマーニ・シロス イタリア
アルマーニならではの
色とデザイン。

 ジョルジョ・アルマーニといえばイタリアを代表する世界的なファッション・デザイナーの一人。
彼のシンプルでありながらエレガントで優美なデザインのファンも多いことでしょう。そのデザイナーの40年間にわたる素晴らしい仕事を振り返るために、2015年、ミラノのポルタ・ジェノヴァ地区に「アルマーニ・シロス」という美術館が設立されました。

そこには1980年から今日に至るまでのジョルジオ・アルマーニのコレクションから約600着の衣装と200点のアクセサリーが展示されています。圧巻!



2023年07月18日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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202306206907

イタリア文化首都2023年ベルガモのおすすめ美術館 

イタリア文化首都2023年ベルガモのおすすめ美術館
素敵な壁紙が入り口に出現で
気分が上がります!

 イタリアの文化首都2023年に選ばれたロンバルディア州のベルガモ。ここに素晴らしいコレクションを誇るカッラーラ美術館があります。
ジャコモ・カッラーラ伯爵によって 1796年に設立されました。彼が収集した絵画、素描、版画の豊富なコレクションによって成り立つこの美術館は、イタリアのその他多くの美術館が辿った運命(教会の弾圧や貴族たちのコレクションの分散など)に比べても非常に貴重な存在。
美術館の核ともいえるコレクションを多数残し、大規模な寄付や遺贈による個人コレクターの寛大さの賜物になっているからです。
1958年にベルガモ市が施設の所有権を取得することによって、完全に市民のための美術館となり一般開放され、現在に至ります。


2023年06月20日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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202305236901

スリ・ひったくりに要注意! ミラノとローマで激増

スリ・ひったくりに要注意! ミラノとローマで激増
ミラノで一番気をつける場所は中央駅!

 コロナ禍もようやく落ち着き、飛行機の運航状況の回復や空港の再開に伴い、各国の観光地は賑わいをみせています。しかし観光客の増加に伴い、残念ながらまたスリやひったくり、窃盗などの被害申告も増えている状況です。
イタリアでは特に都市部のミラノと首都ローマでの被害届けが激増しています。被害の多くは公共の場所、大聖堂広場や中央駅前の広場、そして電車・地下鉄のホームや車内でのスリ・置き引き・ひったくりなどです。
今年に入ってからミラノ市内では、地下鉄の駅や車内での東欧女性スリ集団に囲まれた被害や、ミラノ中央駅でエレベータ・階段で「荷物を持ってあげる」と親切に声をかけた際に、グループの別の仲間がこっそり荷物を盗む置き引き被害が多く発生しています。
また最新のi-Phoneを狙った窃盗もかなりの数の被害報告があります。ミラノにある日本総領事館へ被害を申告する人はパスポートを盗まれたケースがほとんどを占めているそうですが、これは被害の氷山の一角だとか。

2023年05月23日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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202304256893

イタリア初のチューリップ畑 

イタリア初のチューリップ畑
入場券を払えば1人
2本まで花を摘むことができる。

 チューリップといえばオランダのキューケンホフ公園などが有名ですが、2019年ミラノ郊外にあるグロアーネ公園内アレーゼ地区(イタリア最大のショッピング・センターが公園の真ん前にあります)に、突如現れた色鮮やかなチューリップ畑が話題になっています。2017年にオランダ人カップルのニツイ・ウォラニオスさんとエドウィン・クーマンさんが始めた『トゥリパーニ・イタリアーニ/イタリアのチューリップ畑』は、厳しいコロナ禍を経てジワジワとイタリアに浸透中なのです。
ニツイさんはチューリップ生産者の家庭で生まれ、世界中に球根を販売する会社に勤めていたとか。エドウィンさんは大学で環境科学を学んだそう。そして2016年にイタリア移住して、イタリアにもファンの多い美しいチューリップ畑をミラノ郊外に初めてつくったというわけなのです。


2023年04月25日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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202303286888

復活祭は卵型のチョコレートがいっぱい! イタリアのお菓子売り場

復活祭は卵型のチョコレートがいっぱい! イタリアのお菓子売り場
スーパーの「復活祭」コーナーは
卵型チョコレート一色。

 復活祭に向けて、カラフルな卵型のチョコレートやウサギなどをモチーフにした飾りが華やかな時期になりました。年々飾り付けが早まっている感じがするのですが、3月になると一気にお菓子売り場が復活祭関連のケーキやチョコレート一色になります。
復活祭の日は「春分の日の後、最初の満月の次の日曜日」と決められており(ややこしいのですが)、毎年日にちが変わる移動祝日です。
2023年は4月9日が復活祭の日になり、この日はイタリア全土が祝日です。次の月曜日もパスクエッタと呼ばれる祝日になり、日本の花見のような感じで、公園でピクニックをしたりして春の訪れを楽しむ日になっています。

2023年03月28日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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