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イタリアの中のチロル地方

イタリアの中のチロル地方
ボルツァーノの町並み。
トレンティーノ・アルト・アディジェ州にある昔オーストリア領だったBolazano(ボルツァーノ)へ行ってきました。
この街は「南チロル」という別名を持つ、イタリアの中では唯一の3つの公用語を併用した所です。
ラテン系というよりはゲルマン系の町並み、そして人。
イタリア人でありながら、どことなくドイツ人のような、そんな人がいっぱいで、とても落ち着いた静かで美しい街です。

3つの公用語とはイタリア語、ドイツ語、そしてラディン語。
このラディン語はドロミテ語とも呼ばれ、山間部のみで使用されている特殊な言語です。
イタリアの中のチロル地方
チロル風の建物
そして街の至る所にはドイツ語表記、それからイタリア語表記と他のイタリアの街では見かけられない看板が並びます。
ミラノとは趣きが違う街をブラブラと歩き、イタリアでいうBAR(バール/カフェ)がほとんどなく、オーストリア菓子を扱うようなSala da te'(カフェサロン)が多いのも特徴です。
冷えた体をウィンナー・コーヒーで温めながら、ストゥルーデルという伝統菓子に舌鼓み・・・
至福の時です。

イタリアの中のチロル地方
レヴィコ・テルメの雪景色
そして次の日、なんと一面の銀世界!!
イタリアでは12月のクリスマスから1月6日までが「休暇」となっており、それまで様々なメルカート(市場)やイルミネーションが楽しめるようになっています。
そこでレヴィコ・テルメという小さな町のメルカートへ行ってみました。
イタリアの中のチロル地方
レヴィコ・テルメのメルカート
そこではたくさんのチロル風屋台が並び、ハチミツやホット・ワイン、そして伝統料理ポレンタなどを売っている様々な屋台と素晴らしい雪景色を眺めながら、気づくと両手一杯の買い物袋(笑)
寒さも忘れて美しいモミの木に見とれてしまいました。
ここでは週末の夜に花火が上がるそうです。
きっと幻想的で美しいでしょう・・・
今度は是非夜に来て、銀世界の花火を堪能したいと思っています。
2009年01月09日(金) written by Maliarda from (イタリア)
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