コモ湖畔の街〜ベッラーノ〜 イタリア旅行 | イタリア

ベッラーノ中心部の教会。

コモ湖畔の北東側にあるBellano（ベッラーノ）という小さな街に行ってきました。
コモ湖地方は１８００年代には生地の産地として有名で、現在は落ち着いた静かな街。
急な坂道が多く、小さな路地がいくつもあって ふと行き止まりになったかと思うと、コモ湖が 目の前に広がる広場に出たり、と なんとなくヴェネツィアの迷宮を小型版に した感じがする街です。

バールで一休み

Bellanoはまた湖畔の景色も素晴らしい！ ブラブラとお散歩がてらコモ湖畔まで出て、Barで一息。
だんだんと陽が傾いてくる時間で、Barでコーヒーを 飲みながら、まったりしている人達が多く、それぞれが美しい湖畔を眺めながら本を読んだり、おしゃべりしたり。
最近夕食の前にBarに入ると必ず頼むのが Caffe' marocchino（カフェ・マロッキーノ）という飲み物。
Cappuccinoの小型版みたいな飲み物で、 なんでマロッキーノ（モロッコ風）と名前が ついたのかは不明なのですが、朝以外に イタリアではカプチーノを飲まないので エスプレッソの気分でない時はマロッキーノにします。
（これまたBarista：バリスタの腕により味が異なる）

アンティーク・ショップも趣きがあります

坂道の途中でアンティーク・ショップを見つけ、 奥に広い店内を冷やかしで入ったつもりが ふと目に留まった素敵なコーヒーカップ・・・ 次の瞬間に目が釘付けになってしまって どうやら一目惚れしてしまい、つい誘惑に負けてお財布のヒモを解くはめになってしまいました。
陽が傾き始め、湖畔のほうを見るとヨットがユラユラと揺れています。
この辺りはヨット所有の優雅な人達も多いらしく、週末はこうしてのんびりと湖に漂って時間を過ごしているそうです。
山際に陽が傾き、湖がキラキラと光って、 その合間をぬうようにヨットが通り過ぎる姿を見ているこちらまで贅沢な気分になった一日でした。

夕陽とヨット。なんという贅沢！