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枝の主日と復活祭

枝の主日と復活祭
枝の主日;教会前は信者でいっぱい。
カトリックの国イタリアでは、イエス・キリストが蘇ったことを祝う復活祭もクリスマスと同様に1年のうちでも重要な祝日です。
今年2013年の復活祭は、3月31日(日)です。
この復活祭の1週間前から「聖週間」というキリストが復活するまでの過程を記念する行事が行われます。
この聖週間は、復活祭1週前の日曜日「枝の主日」から始まります。
枝の主日は、イエス・キリストのエルサレム入城を記念する祝日で、聖書の中ではこの日からキリストの受難の週が始まるとされています。
この日、イタリア中のカトリック教会ではシュロの葉やオリーブの枝が信者たちに配られ、それを一年の幸福を祈願して家や車、職場に飾るようです。

枝の主日と復活祭
復活祭用の卵形チョコレート。
そして31日が復活祭。
キリストが人類の罪のために自らを犠牲にしたことを象徴する子羊、復活のシンボルである卵を使ったご馳走を家族でいただきます。
デザートには鳩の形をしたケーキ。
平和を象徴する鳩の形をしていておめでたいということで、イタリアの復活祭には欠かせないケーキですが、それとあわせて卵型のチョコレートが贈答用に用意されたりします。
3月半ばぐらいから店先、スーパーなどではカラフルな卵形のチョコレートが所狭しと並べられていて、「あぁ、春だな」と思ったりします。
枝の主日と復活祭
カラフルなショーウィンドーが
春を告げます。
復活祭の翌日はパスクエッタといって、友達などと集まって郊外へピクニックに行ったり、バーベキューなどをするというのがイタリアの習慣になっていますが、今年はお天気が悪そう・・・
心の切り替えみたいな感じで、この日で冬は終わり、そして一気に夏のヴァカンスへ向けて気持ちが高まっていく時期でもあります。
2013年03月29日(金) written by Maliarda from (イタリア)
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