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ミラノの夏はイベントがいっぱい! 
Summer is a golden opportunity to go watch high-level plays for free or low-cost in Milan

ミラノの夏はイベントがいっぱい!
ミラノのスフォルツェスコ城。

 今年で8回目となるミラノの夏の風物詩フェスティバル「エスターテ・スフォルツェスカ2020年」がスタートしました。これから9月3日までの間、80にも及ぶイベントやコンサートがミラノ中心部にあるスフォルツェスコ城で毎晩開催されます。
スフォルツェスコ城はあのレオナルド・ダ・ヴィンチがルドヴィーコ・イル・モーロに仕えて、城内を装飾したり、宮廷イベントを企画したりしたお城。そこを使って、現代でもイベントを開催しようという粋なはからいです。

ミラノの夏はイベントがいっぱい!
イベントのチラシ。

 今年は例年と違って、長く厳しいロックダウン後の初の開催ですから、感染症対策には十分に注意し、法律で定められた措置を遵守しながら・・・そして屋外のイベントや演劇という新しい形態でのエンターテイメント・ショーなどのプラットフォームとしての実験・提案を兼ねながらの企画・運営になっているようで、今後さらにこうしたイベントが必要になってくる、その先駆けとしても重要なフェスティバルです。
これらのイベントやコンサートへの参加は無料もしくは安価に設定されていますが、全て予約が必須になっており、また入場制限が例年より厳しくしてあるので要注意です。

 昨年までとは違って、入場も443席と減らされており、ソーシャルディスタンスもキチンと配慮されていて安心して入場できます。無料イベントでも立ち見席はありません。また、エントランスでは全員に検温と消毒を徹底。家族やカップル・友人同士以外の、他人との距離は常に取るように係員から厳しく指示されます。

イベント・スケジュールはミラノ市によって調整されており、40以上のコンサートをはじめ、20の演劇と4つのダンス公演が予定されています(入場無料またはお得な価格で提供)。日々の詳しいスケジュールは下記サイトで確認してください。

https://www.milanocastello.it/it/content/estate-sforzesca-2020

ミラノの夏はイベントがいっぱい!
お城の中庭をコンサート会場に。

 演劇やコンサートのハイライトとしては、'50年代から'90年代にかけてのロック・ミュージックを振り返るコンサートがあったり、8月15日の夜には、エンリコ・ベルーシ、ロベルト・ブリビオなどのイタリアのアーティストが参加して、ミラノの伝統歌や演劇、古き良きキャバレーの世界に捧げる「ミラネサダ」が開催されます。また8月27日にはダンス、歌、演技が分離されていなかった古代の多面的芸術を復興させることを目的した古典劇が上映。非情にレベルの高い演劇が無料もしくはお得な価格で鑑賞できるチャンスです。


2020年08月11日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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