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レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年記念の展覧会

レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年記念の展覧会
最後の晩餐は要予約。

 レオナルド・ダ・ヴィンチがこの世を去ってから今年2019年で500年経ちます。この没後500年の機会にイタリアで開催される展覧会やイベント「レオナルド500」が各地でスタートしています。
まずはミラノで開催中の特別展からご紹介しましょう。レオナルド科学技術博物館の特別企画「Leonardo da Vinci Parade」。これはミラノ・ブレラ絵画館とコラボレーションした特別展で、レオナルド・ダ・ヴィンチがデザインした数々の発明品などを実際に形にして展示しています。貴重なモデルコレクション52種類が展示中。素描だと分かりにくいものも、こうして形になって目にすると、ますますレオナルドの天才が理解できるかもしれません。

Museo Nazionale della Scienza e della Tecnologia "Leonardo da Vinci"
Via San Vittore 21、Milano。2019年10月13日まで開催中。

レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年記念の展覧会
レオナルドが発明した機械がたくさん!

 またミラノといえば「最後の晩餐」も外せません。ミラノにあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院の食堂の壁画として描かれたもの。レオナルドは1495年から制作に取りかかり、1498年に完成、そして現在は世界遺産に登録されていて、世界的にも有名な絵ですね。こちらは予約必須で、かなり予約すること自体が難しくなっていますが、旅行代理店などのツアーに参加して、一度ぜひご覧ください。

レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年記念の展覧会
レオナルドの自画像
と言われる絵が公開。

 トリノの王立図書館からは、1840年カルロ・アルベルト王が購入した13の素描画と鳥の飛翔手稿も今年特別に公開されています。その他、有名な「少女の自画像」の素描など50以上の関連作品が展示。目玉はレオナルド・ダ・ビンチ老年期と推測される自画像も特別展示されるので、これは見逃せません!2019年4月15日から7月14日までトリノ王立図書館Piazza Castello 191で開催。

 ヴェネツィアではレオナルドのシンボルの一つとも言える、有名な「ウィトルウィウス的人体図」。その公開は基本的に限られた機会のみです。それが今年特別公開されます。その他イギリスのウィンザー城王室コレクション、ワシントンナショナルギャラリー、ケンブリッジのフィッツウィリアム美術館からもレオナルド作品が貸与されて展示されるのだとか。ヴェネツィアのアカデミア美術館で2019年7月14日まで。これもお見逃しなく!

ゴールデンウィークにイタリアへ旅行される方、レオナルドに興味がある方、是非この機会に足を運んでみてくださいね。


2019年04月23日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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