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クリスマス前の恒例イベント・ミラノ物産展

クリスマス前の恒例イベント・ミラノ物産展
イタリア最大級のミラノ物産展。

 12月の声を聞くとミラネーゼたちが楽しみにしている一大イベントであり、イタリア最大級の物産展でもある「L'artigiano in fiera」が開催されます。これが始まると「いよいよクリスマス、そして年末だなぁ」と思うほどの存在感があります。
今年は12月1日から9日間、朝10時から夜10時までやっていて、午前の人がまだ少ない時間帯に行くのもよし、夜ご飯を食べながら、飲みながら、ブラブラするのもよし。まるでお祭りに行くようなワクワクした感じがありますが、なんせすごい人出と熱気なので、あまり長時間いると疲れてしまうかもしれません。

クリスマス前の恒例イベント・ミラノ物産展
エキゾチックな工芸品などがいっぱい並びます。

 1996年から始まったこの物産展、今年で23回目を迎えました。ミラノの国際見本市会場「ロー・フィエラ・ミラノ」の10ホール、およそ12000平方メートルの広大なスペースを使用し、イタリア全土のさまざまな食品や工芸品などはもちろん、世界中の食品、工芸品、服やアクセサリー、革小物、ジュエリー、テキスタイル、ギフト、香水、食器、化粧品など、あらゆるものが展示即売される巨大な物産展。1日では全部を回りきれないほどの規模です。

クリスマス前の恒例イベント・ミラノ物産展
いつもは見られないものを眺めるのも楽しい。

 入場は無料で毎年約30万人以上の来場者が訪れるようで、本当に見渡す限り人・人・人・・・また世界中のお料理が楽しめるフードコートや屋台も充実しており、ミラノに居ながら色んな国を旅行している気分になれます。さまざまなお料理をほおばりながら、ほかの屋台やアクセサリーなどを売っているブースを冷やかすのも楽しい過ごし方。人気のブースはやはりイタリア各地の食品を扱っているところで、ミラノではなかなか買えない地方のサラミやチーズなどのブースは試食もさせてくれたりして、いつもすごい人だかりです。


クリスマス前の恒例イベント・ミラノ物産展
美味しい地方のサラミや
チーズなどのブースは人気。

 会場には世界100ヶ国を超える伝統工芸や伝統文化の担い手たちが3000人ほどいて、その人たちがブースを並べ、来場者との触れ合いを楽しみつつ作品を展示販売しているので、それをクリスマスのプレゼントにするために会場に足を運ぶ人も多いです。普段の生活や街の中では見つけられないような珍しい工芸品などもあって、ただ眺めるだけでも楽しい気分になること請け合いです。この時期にミラノに来られる方は是非のぞいてみてはいかがでしょうか。

2018年12月04日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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