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50周年!ミラノSalone〜国際家具見本市〜 イタリア事情

50周年!ミラノSalone〜国際家具見本市〜 イタリア事情
ミラノの街中がイベント会場!
 1961年に始まった国際家具見本市「Salone del Mobile」は今年で50年を迎え、ますます活気あるイベントになっています。
50年前、出展328社、来場者12,000人という規模で始まったサローネは、毎年増加の一途をたどり、今では世界中から家具、デザイン関連の会社が約2500社も出展し、30万人以上の来場者を数えるまでになっています。

50周年!ミラノSalone〜国際家具見本市〜 イタリア事情
15世紀の教会内部もデザイン展示場に早変わり。
ミラノ・コレクションに次ぐ大切な年間行事にミラノ市も力が入っていますが、ここ数年目覚ましい発展を遂げているのは見本市会場だけではなく、ミラノの街全体を巻き込む「Fuori Salone/フォリ・サローネ」と呼ばれるイベントでしょう。
50周年!ミラノSalone〜国際家具見本市〜 イタリア事情
素敵な花器を発見!女性らしいデザインです。
これは街中の様々な場所が「展示会場」に早変わり!して若手のデザイナー達が腕を競い合う場になっており、またサローネの本会場に行けない「部外者」達もこれを機会にデザインに触れてみようという、なんとも楽しいイベントになっているのです。
1週間続くこのサローネ期間中は至る所でカクテル・パーティーがあったり、普段は入る事のできない貴重な場所に無料で入る事が出来たりして、世界中のデザイナー達だけでなくミラネーゼ達も秘かに心待ちにしている期間でもあります。

50周年!ミラノSalone〜国際家具見本市〜 イタリア事情
窓からは鐘楼が。夜はランプに灯りがともります。
コロンブスの新大陸発見より前に建てられた古い教会の、図書館だった場所も「デザイン展示場」に変わっていました。
ここのテーマは「女性たちのデザイン」。
女性らしい暖かな色味をベースに繊細なデザイン雑貨が並んでいました。
15世紀の鐘楼と現代のガラスのランプ。
こんな組み合わせが出来るのもイタリアの魅力であり、またこのフォリ・サローネの人気を高めている要因でもあります。
2011年04月29日(金) written by Maliarda from (イタリア)
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