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ミラノの新スパ施設デ・モンテル  広大な「温泉パーク」の趣き

ミラノの新スパ施設デ・モンテル  広大な「温泉パーク」の趣き
リラクゼーション・スペースが充実

 ミラノの新しいスパ施設「デ・モンテル」が2025年4月にオープンしました。サン・シーロ地区のアール・ヌーヴォー様式の旧厩舎の優雅な外観はそのままに、内部は最新施設に改装した素敵なスパ施設です。
2023年、イタリアの保健省はミラノのデ・モンテルの温泉水を、治療資源として認定し、これにより、皮膚療法に利用される温泉水の一つとして正式に位置づけられました。こうしてスパ施設「デ・モンテル」は誕生したのです。

16,000m²の広さを誇り、スパというよりも「温泉パーク」の趣き。そこにプールが10あり、4つのサウナ、1つのスチームバス、1つのハマム風呂、9つのリラクゼーション・ルーム、森林公園に囲まれ、15のマッサージ・ルーム、そして広々としたレストラン・エリアを備えています。


ミラノの新スパ施設デ・モンテル  広大な「温泉パーク」の趣き
スパ施設の入口

 まず入口を入ると、「ピアッツァ」と呼ばれる大きなガラス張りのエリアが広がっています。この空間だけでも本当に素敵!と思わず歓声があがるほど。
ここで入館手続きやスタッフから施設の紹介を受けます。
館内や屋外のプールへは、水着とバスローブ姿でゆっくり過ごすことができました。水着とサンダルは家から持って行きましたが、他はすべて現地に用意されているので、手軽に行くことができます。

サウナでは、90度(!)のロシア式バーニャも体験。ちょっと熱かったですが、体が浄化し、心身ともにリフレッシュしたように思います。


ミラノの新スパ施設デ・モンテル  広大な「温泉パーク」の趣き
屋外に温水プールが
点在している

 ドリンク・コーナーを備えた、たくさんのリラクゼーション・エリアもあり、そこでお茶を飲みながら、のんびりと穏やかな時間を楽しむことができました。
特に印象的だったのは、38度の高塩濃度の浮遊する浴槽(?)です。これは、まるで死海のように浮かびながらリラックスできる特別な浴槽でした。

外には、34度の温水(日本人には少しぬるめのお湯ですね)が楽しめる「源泉プール」があり、周囲にはある長椅子でリラックスしながら過ごすことができます。また、外エリアの魅力の一つは、「エクリプス」と名付けられた大きな浴槽で、ジェット・バスになっていました。ここも34度の温水でした。


ミラノの新スパ施設デ・モンテル  広大な「温泉パーク」の趣き
アール・ヌーヴォー様式の素敵な建物

 ただ一つ、難点というか、温水プールは外にあるので、もし雨が降ったり、寒い日だったりすると入りづらいのではないかと⋯⋯なので、暖かく晴れた日、もしくは夏に行くのがベストだと思います。
ミラノ中心からも近く、都会の中のオアシスという趣きで本当にリラックスできる空間。二度目のミラノ旅でいつもとは違う旅の一日を体験されるのもいいのではないでしょうか?

2025年06月17日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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