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記録的な暖冬:カナダ西海岸地方  悲鳴を上げるスキー・リゾート

記録的な暖冬:カナダ西海岸地方  悲鳴を上げるスキー・リゾート
雪は無く霧に包まれる
マウント・シーモアのスキー場
 (C)vancouversun.com

 12月も終盤に差し掛かったというのに全く冬の気配が感じられないバンクーバー地方。
現在は「冬」というより「かなり長い秋」を体感している感じです。どれくらい温かいかというと12月15日の時点でバンクーバー市とリッチモンド市で日中気温15.7℃を記録。
これは63年前の1962年に記録された13.3℃を上回る数値となりました。
この日更に温かくなったのはブリティッシュ・コロンビア州内陸部のカムループス地方。気温なんと18.6℃。冬には雪深くなるカナダ内陸部としては異例の高気温で、こちらもまた1962年の13.3℃を上回るものとなりました。

 この暖冬の影響を多大に受けているのがメトロ・バンクーバー地域にあるスキー場。
ノース・バンクーバーにある3大スキー場『グラウス・マウンテン』『サイプレス』『マウント・シーモア』は12月15日の時点でオープン出来ておらず、現時点では一部エリアがオープンしたもののフルではまだオープン出来ていない状態です。
更に北上した場所にある世界屈指のスキー・リゾート『ウィスラー』はなんとか11月下旬に今年のスキーシーズンをスタートさせる事が出来ましたが此方も多少は暖冬の影響を受けているようです。前述の12月15日にはウィスラーでさえ気温10.4℃を記録していました。

記録的な暖冬:カナダ西海岸地方  悲鳴を上げるスキー・リゾート
洪水に見舞われたアボッツフォードの農場
 (C)vancouversun.com

 今回の暖冬は現在発生しているラニーニャ現象によるもので、本来ラニーニャ現象は“寒波をもたらす現象”とされてきましたが今回は大量の雨をカナダ沿岸部にもたらしています。
その影響でフレーザー・バレー地域にあるアボッツフォードの農業地では12月10日に起きた大雨を伴う嵐で隣接するワシントン州のヌークサック川が氾濫し大洪水が発生。地域住民474世帯に避難命令が出されました。(今現在は全ての世帯が自宅に戻る事を許可されています) 

 クリスマス前後にはカナダ西部に降雪予報が出てはいるものの、まとまった雪ではなく霙程度のもの。年が明けてようやく冬らしい気温が戻って来るのでは、と言われています。
今年のカナダ西部の暖冬はしばらく続きそうですが甚大な被害をもたらす大雨だけはそろそろ止んで欲しいところです。


2025年12月23日(火) written by Saori from (カナダ)
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