PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
201207174542

バンクーバー・チャイナタウンを散策

バンクーバー・チャイナタウンを散策
この中華街門がチャイナタウンの入り口。
 バンクーバーは先週いっぱい、見事な快晴に恵まれました。気温も一気に上がり、夜は網戸にして寝ないと寝苦しく感じたくらいです。そんな快晴の続いたある日、ふと気が向いてダウンタウン・バンクーバーにあるチャイナ・タウンに行ってきました。今回は『バンクーバー・チャイナタウン』について御紹介したいと思います。
バンクーバー・チャイナタウンを散策
チャイナタウンに来て飲茶は欠かせません!
 バンクーバーのガイドブックには必ずと言っていいほど紹介されているチャイナ・タウン。北米ではサンフランシスコ・チャイナタウンに次ぐ規模で、カナダ国内では最大規模と言われています。一年中活気があり、観光客で賑わっているバンクーバーのチャイナタウンなのですが、実は場所的にはバンクーバーでも屈指の“治安の悪い場所”に位置しています。なので夜間に近づく事は絶対に避けたい場所なのですが、昼間であれば問題ありません(それでも注意は必要)。中国系庭園や、チャイニーズ・レストラン、中国雑貨や電化製品のお店など、目にも舌にも美味しい場所が目白押しなので、バンクーバーにお越しの際は是非行ってみて欲しい場所のひとつです。
バンクーバー・チャイナタウンを散策
美しい中山公園。後ろにはダウンタウンのビルが。
 チャイナタウンに行くと絶対に欠かせないのが飲茶。本格的な点心を頂きつつ、窓から中国のような概観の街並みを眺めていると、まるで自分が香港にでもいるような気分になって来ます。チャイナタウンには飲茶が楽しめるレストランが沢山ありますし、店頭で美味しい中華まんを売っているお店もあったりして、チャイナタウンに来る度に食べ過ぎたお腹を抱えて歩いているような気がします。
 そして天気の良い日についつい足が向かう『中山公園(Dr.Sun Yat-Sen Classical Garden)』。これは中国の政治家・孫文を記念した公園で、彼の号が「中山」だった事からこの名称となりました。見事な中国庭園が再現されており、この場所が高層ビル群の中にあるとは思えません。でも写真を撮ると、しっかり高層ビルが背後に写ってしまうのですが(苦笑)。

バンクーバー・チャイナタウンを散策
「世界一薄い建物」のサムキービル(グレーの建物)
 そして中華街の“隠れた名所”として知られているのが『Sam Kee Building』。なんとこの建物、ギネスブックに「世界一、奥行きが無い薄い建物」と認定された名物ビルディングなんです。奥行きはわずか178cm!通りから見れば一見普通の建物なのですが、横から見ればその奥行きの無さは一目瞭然。でも中にはちゃんと保険会社が入っていて、営業もしています。
 最近ではバンクーバーのお隣、リッチモンド市にあるNo.3ロードに集中した新たなアジア系ビジネスの発展に圧倒されている感が否めないバンクーバー・チャイナタウン。“新しさ”ではリッチモンド市のそれには敵いませんが“伝統”をもってすれば、チャイナタウンの方が遥かに勝ります。バンクーバー・チャイナタウンには、頑張って今の状態を保ってもらいたいものです。
2012年07月17日(火) written by Saori from (カナダ)
Comment(0)


カナダ関連の記事

この記事へのご感想は以下のフォームからどうぞ

お名前 [必須入力]
コメント [必須入力]
5000文字まで。(コメントにリンクは書き込めません。)
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。
※質問やお問い合わせはお控えください。