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カナダ人の“性に対する価値観” 〜 カナダワーキングホリデー

カナダ人の“性に対する価値観” 〜 カナダワーキングホリデー

 先週は10cmほどの積雪に見舞われたバンクーバー地方ですが、先週末からは連日の雨で気温も高く「これぞ、バンクーバーの冬」といった様子になっています。このまま春まで雨が降り続けるのでしょうか・・・。

さて、今回はお天気とは全く関係ない「カナダ人の“性に対する価値観”」についてお話したいと思います。カナダに住むようになって「日本とカナダとの違い」に驚いた事は沢山あるのですが、その驚いた事の中の一つに「性に対するオープンさ」があります。皆さん、結構気軽に自分自身のセックス・ライフについて話していたりするので、聞いているこちらが「ドキッ!」とする事が多々あるのですが、彼らの話からは「セックスとは、より良い恋愛関係・夫婦関係を保つ為に無くてはならないもの」という意識がとても強いという事が伺えます。その意識は「(視覚的にも技術的にも)お互いを悦ばせる努力をする」事に繋がっており、街の至る所にセクシー&キュートなランジェリー・ショップがありますし、セックス・トイ専門店も堂々と営業しています。そんなカナディアンの意識の中には、日本でよく耳にする「セックスレス夫婦(カップル)」というものは存在しないに等しいのかもしれません。

カナディアンがセックスを重要視し、楽しんでいる事は分かったのですが、避妊・安全面に対する意識はどうなのでしょうか?

基本的に、カナディアンは「避妊・安全に対する注意意識」が、日本人に比べるとかなり高いように思います。全体的に「子供は結婚してから」という意識が高い上に、地域によっては薬物中毒者達も多くいる為、妊娠や性病、エイズ感染を防ぐ為のコンドーム使用が一般的になっているんです。交際を始めてから最初のセックスを行う前にクリニックで性病検査を受けるカップルも多くいますし、また、避妊用ピルの使用を開始する前準備としてカップルで性病検査を受けるケースも多いです。

こういった彼らの「セックスに対する危機管理意識」はどこから生まれているのかといいますと、やはり、幼少時から受けて来た学校での性教育が大きく影響していると思います。

カナダでは、早い地域では日本の幼稚園に当たるキンダーから性教育を始める所もありますが、一般的には小学校一年にあたるグレード1から性教育が始まるようです。これは学校教師が行う場合、性教育専門の講師が行う場合、またはナースが行う場合と、学校によって様々です。驚きなのはグレード1で既に学校の性教育で『妊娠のプロセス・出産の仕組み』、『使用済みコンドーム・使用済み注射針の危険性』を既に学んでいる子供達が多いんです。そしてグレード4(9〜10歳)くらいになると『性感染症の危険性』や『自分とは違う性愛(同性愛)を持つ人に対するリスペクト』を学んだりもします。これは同性愛者に寛容で、同性婚も認めているカナダらしい教育ですね。

ちなみにカナダのセカンダリー・スクール(日本でいう中学・高校)では、男女両方のトイレにコンドームの自販機が設置してあります。そして就学中に妊娠・出産した場合でも退学になる事はなく、本人が希望すればそのまま就学を続行できます(クリスチャン系の私立学校ではどうか分かりませんが・・・)。

如何でしたか?「カナダ人の“性に対する価値観”」。普段は「カナダは日本に比べたら・・・ブツブツ」と文句を言う事が多い私なのですが、カナダ人の性に対する価値観に関しては「日本人は沢山見習うべき所がある」と思った次第です。
2011年01月18日(火) written by Saori from (カナダ)
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