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ウェストミンスター・キーを散策 初夏の心地の良い日に旧首都を訪ねる

ウェストミンスター・キーを散策 初夏の心地の良い日に旧首都を訪ねる
綺麗に整備されたウッドデッキが
川沿いに延々と続いています

 5月に入り晴れ日が続くバンクーバー地方。日中気温は15℃前後で暑くもなく寒くもなく、春のような心地の良い気候が続いています。
そしてカナダ人達はというと「待ってました!」とばかりにジャケットを脱ぎ捨てTシャツ&短パン姿となり太陽を満喫しています。こういう光景を見ると「温かくなったなぁ。夏が来るなぁ」と実感します(笑)


ウェストミンスター・キーを散策 初夏の心地の良い日に旧首都を訪ねる
キーからはフレイザー川を
一望できます

 そんな心地の良い日だった先日、所要があってバンクーバー近郊にあるニュー・ウェストミンスターという街に行ってきました。
ニュー・ウェストミンスターはバンクーバーのダウンタウンからスカイトレインで丁度30分の場所にある都市で『ブリティッシュ・コロンビアの旧首都』という歴史を持つ街です。
1859年に英国のビクトリア女王から植民地ブリティッシュ・コロンビアの首都に指名され、女王によって“ニュー・ウェストミンスター”と命名。
これにより『ロイヤル・シティ』という公式の愛称を得たニュー・ウェストミンスターは、1866年に本土植民地とバンクーバー島植民地が併合され首都の座がビクトリア(現BC州の州都)に移行するまで、首都として機能しました。20世紀初頭にバンクーバーに人口を追い越されるまではBC州最大の街でもありました。


ウェストミンスター・キーを散策 初夏の心地の良い日に旧首都を訪ねる
近くには美味しいレストランも
沢山あります

 ニュー・ウェストミンスターはバンクーバー都市圏の中心部を流れるフレイザー川沿いに位置し、沿岸部では再開発が進んでいます。
今回私が立ち寄った『ウェストミンスター・キー(因みに『キーQuay』とは“埠頭”という意味)』もその一つで、1980年代半ばから始まった街の再活性化を目的とした再開発の一環としてフレイザー川沿岸部に建設されました。
川沿いに遊歩道としてウッドデッキが設置され、レストラン、カフェ、ホテル、パブリックマーケット等が建ち並び、何とも賑やか。今回のような心地よい晴れた日に、ドリンク片手に広大な川を眺めながらのぶらぶら散歩が最高に気持ち良かったです。スカイトレインのニュー・ウェストミンスター駅からのアクセスも良く、当駅はカナダの駅としては珍しく駅構内がショッピング・モールになっており、雨の日でもショッピングや食が楽しめます。

ウェストミンスター・キーを散策 初夏の心地の良い日に旧首都を訪ねる
世界最大の
“ブリキの兵隊”
ロイヤル・エンジニア

 あとウェストミンスター・キーには、高さ9.75メートルの“ブリキの兵隊”こと『ロイヤル・エンジニア』が建っていて、2002年にはギネスブックに『世界最大の兵隊』として認定されました。
この時も沢山の人達がブリキの兵隊と記念撮影をしていました。街に来たついでにプラッと立ち寄っただけだったのに思いのほか楽しかったウェストミンスター・キー、今度は家族や友人達と一緒に行こうと思います。

2025年05月13日(火) written by Saori from (カナダ)
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