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日本とはこんなに違う『カナダの水泳教育事情』 〜 カナダワーキングホリデー

日本とはこんなに違う『カナダの水泳教育事情』 〜 カナダワーキングホリデー
近所のレック・センターの遊泳プール。
温水なので1年中楽しめます。

 早いもので2月も最終週となりました。日本はまだまだ寒いようですが、カナダ西海岸地方はここ数日で気温がグンと上がり、山桜も咲き始めました。今冬は結局ほとんど雪を見ることも無く春を迎える事になりそうです。
 さて今回は、今の時期ではピンと来ない話かもしれませんが「カナダの水泳教育事情」についてお話したいと思います。


 まず、日本は全国の小中学校に水泳プールが設置され、夏場には水泳の授業が行われますよね。これは今から60年前(1955年)の瀬戸内海で起きた『紫雲号沈没事故』がきっかけとなっています。この時の事故の犠牲者は168名、その内の100名が修学旅行中の小中学生だった事から、文部省の指導によって全国の小中学校にプールが設置され、水泳教育が導入されたそうです。私はこの事を知るまで、日本の学校にプールがあるのは当たり前だと思ってきましたし、日本以外の国も、そうであると思ってきました。ですが・・・・・カナダは違いました!

 なんとカナダ、学校という学校に、全くプールが設置されていません(予算の関係、とのこと)。学校の体育の授業にも、水泳は組み込まれていません。では「カナダ人の子供は泳げないのか?」というと、そんな事は全くありません。勿論、不得意な子もいますが、上手に泳げる子は沢山います。学校で水泳の授業が無くても泳げるようになる秘密、それはやはり『スイミング教室通い』にあります。カナダの学校には水泳の授業が無いため、殆どの親達は子供達をレクリエーション・センター(以下レック・センター)で行われているスイミング教室に通わせています。なので学校が終わった後の午後4時以降はどこのレック・センターも子供&保護者で満杯状態に。これは夏だけではなく、一年を通して見られる光景です。

日本とはこんなに違う『カナダの水泳教育事情』 〜 カナダワーキングホリデー
小さな子供達もインストラクターのもとで
水泳の特訓中。

 レック・センターで行われているスイミング教室ですが、カナダ全土のレック・センターは統一して『カナダ赤十字』による『Red Cross Swim Kids』という子供専用の水泳プログラムを実施しています。対象者は生後4ヶ月から12歳までの子供たち。4ヶ月〜1歳、1歳〜2歳、2歳〜3歳が各1レベルで10レッスン、3歳〜6歳までが5レベルで各レベルにつき10レッスン、6歳〜12歳が10レベルで各レベルにつき10レッスンあります。1レッスン30分で週2回なのですが、少人数制なためグングン泳ぎが上達するそうです。数年掛けて全てのレベルを終えた頃には、かなりの泳ぎ手になっている事でしょう。

 レッスン料ですが、もちろん無料ではありません。各レベル(10レッスン)につき58ドル(約6000円)ほど支払わなくてはならず、全ての家庭が子供達にスイミング・レッスンを受けさせられる訳ではありません。ですが、低所得家庭の子供たちも出来るだけ水泳レッスン(またはその他のレックセンターでの習い事)を受けさせる事が出来るよう、通常料金の半額でレッスンが受けられたり、遊泳プールを無料で使用出来るサポート・システムも用意されています。また、水泳レッスンに払った年間授業料は確定申告時の控除対象にもなります。まあ一番いいのは、学校にプールがあって、そこで無料で水泳の授業を受けられる事ですよね・・・(苦笑)


2015年02月24日(火) written by Saori from (カナダ)
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