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海辺の街『ホワイトロック』を散策 カナダ西海岸

海辺の街『ホワイトロック』を散策 カナダ西海岸
地名の元にもなった巨岩『ホワイトロック』

 6月後半から猛暑日が続いているカナダ西海岸地方。ここ数週間全く雨が降らず、気温は30℃近くまで上昇。
大地が乾燥しきっているので、山火事防止策としてキャンプ場でのキャンプ・ファイヤーも禁止されたままです。エアコンも何度か起動するなどして、5年ほど前までは考えられなかった今の状況がカナダ西海岸の新しい夏のスタンダードとなっています。
 そんな猛暑日が続くと人は水辺に涼を求めるもので、我が家も涼を求めて海辺の街ホワイトロックへ行ってきました。


海辺の街『ホワイトロック』を散策 カナダ西海岸
ホワイトロック名物『カナダ最長の桟橋』

 行ったのは週末だった事もあり観光客で大変な賑わいをみせており、海辺の有料駐車スペースはどこも満杯。最近できた有料立体駐車場がなければ諦めて引き返さないといけないところでした。
ホワイトロックはカナダ/アメリカ国境にある小さな海辺の街で、景観の素晴らしさ、穏やかな気候も相まって「定年後に住みたい街」として非常に人気がある街。ここに来るのは本当に久しぶりで、最後に来たのは3年以上前かもしれません。
パンデミックの頃は閑散としていたであろうメインストリートも、今ではすっかり以前の賑わいを取り戻し、フィッシュ&チップスの美味しそうな匂いが漂う華やかな観光地に戻っています。

海辺の街『ホワイトロック』を散策 カナダ西海岸
桟橋から見た急斜面に建ち並ぶ
ホワイトロックの家々

 “ホワイトロック名物”といえば、地名にもなった巨岩『ホワイト・ロック』、そして“カナダ最長”を誇る『桟橋』。この桟橋は全長約470mで、ホワイトロックを訪れる人は必ず足を踏み入れる観光名所です。
5年前の12月に大嵐に見舞われて損壊し、桟橋に取り残された男性の救出劇も相まって当時は大きなニュースとなりました。それから8か月後の2019年8月に修復が完了し、再オープン。今日も沢山の人々が訪れています。
そして巨岩の『ホワイトロック』は今日も白い…!元々の色が白かったのかどうかは不明ですが、観光客による落書きが絶えないため、定期的に白いペイントで塗り直されています。ほんと迷惑な話ですね…。

海辺の街『ホワイトロック』を散策 カナダ西海岸
斜面を昇る階段からの眺め

 そしてホワイトロックといえば『坂の街』!急斜面に家々が建ち並んでおり、その景色も圧巻。息を切らしながら坂を上る階段を昇り、高台から海や家々の景色を眺めるのも乙なものです(ちょっと尾道っぽいような…)。
ホワイトロックという街は「年を取ったらこの急斜面を階段で昇るのはキツイな…」と感じつつも「でも定年後に住みたいな」とも思ってしまう、そんな素敵な街です。


2023年07月11日(火) written by Saori from (カナダ)
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