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異例の『秋晴れ』が続いたバンクーバー 心の冬支度

 11月に入ってからのカナダ西海岸は異例尽くしでした。
遅くとも10月後半には始まっている筈の雨季がなかなか始まらず、やっと降り始めたと思った雨も1〜2日降れば翌日からは快晴続き。空気もまだ乾燥していたので、道路や芝生もあっという間に乾いてしまっていました。

「雨がなかなか降らないな・・・。今年の秋は全く秋っぽくない」と思っていた矢先、秋を通り越していきなり冬が来たかのようなマイナス気温に見舞われ、挙句の降雪。本当に今年は秋を通り越して『夏→冬』になってしまったかのようでした。

 そこから何回か雨が降ったものの基本的には快晴の日々が続き、自然界的には良くない(秋冬の雨季が夏の間に乾燥しきった草木を潤わせるので、秋に雨が降らないのは良くない)ものの、ほぼ毎週末が恰好の行楽日和となりました。

我が家もその内やって来るであろう暗い雨季に備え、太陽光を浴びに散歩によく出かけました。よく行ったのは海辺の散歩コースで、キーンと冷たい空気の中、透き通るような青い空や青い海がとても綺麗で目の保養になりました。
夏場の海より、冬場の海のほうが個人的には好きです。

異例の『秋晴れ』が続いたバンクーバー 心の冬支度
カモメの親子

 ある日は、波打ち際で巣立ち前の雛鳥に「巣立ち練習」もしくは「飛行練習」をさせているカモメの親子と遭遇しました。
親鳥が50メートルほど飛んでみせ、それを雛鳥がピーピーと鳴きながら追いかける姿がなかなかハードで、子を持つ身としては、いつかやって来るであろう我が子の巣立ちの日を考え、しんみりしてしまいました。

こんな気持ちになるのも、すっかり日が短くなった秋のせいかもしれません。


 結局、毎秋恒例の雨が殆ど降ることなく秋が終わろうとしていましたが、昨晩はかなり強めの嵐がやって来て、枝に僅かばかり残っていた枯葉を見事に吹き飛ばして行きました。もう家周りの掃除が大変です・・・。

そして今週からはほぼ連日の積雪予報が出ており、本格的な冬の到来の時期がやってきました。今年の秋は異例ではありましたが、図らずも秋晴れをほぼ毎日楽しむことが出来て良かったです。これから長く続く暗い冬を乗り切るパワーを貰えたような気がします。


2022年11月29日(火) written by Saori from (カナダ)
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