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フォート・ラングレーで歴史探訪 〜 ワーホリカナダ 〜

フォート・ラングレーで歴史探訪 〜 ワーホリカナダ 〜
村の中心地にある「Community Hall」。建立は
1931年ですが、19世紀風に建ててあります。
10月に入ってから一気に秋の気配が濃くなったバンクーバー。月初めは「雨のバンクーバー」にしては珍しい秋晴れが続いたのですが、今月半ば辺りから例年通りの雨季に突入しています。毎日毎日、外は雨・・・・。これが来年の春まで続くのかと思うと、ちょっと気落ちしてしまう今日この頃です。さて、今回のお話は雨には全く関係のない『とある史跡』のお話なのですが、皆さんがカナダにいる間に是非一度は行ってみて頂きたい素敵な場所なので、御紹介させて下さいね。
フォート・ラングレーで歴史探訪 〜 ワーホリカナダ 〜
資料館となっている駅跡「CN Station」。
その『とある史跡』とは、バンクーバー郊外ラングレー市にある「Fort Langley」という小さな村の事です。この小さな村が何故『史跡』に指定されているのかと言いますと、実はこのフォート・ラングレー、150年前の1859年にニュー・ウェストミンスター市がBC州初の州都に決定するまでは「ブリティッシュ・コロンビア州の中心地」とされていた場所だからなんです。フォート・ラングレーは19世紀初頭に『ハドソン湾会社』によって開拓されました。19世紀中頃には同社を中心に毛皮交易やサーモン取引、更に1858年から始まったゴールド・ラッシュで大変栄え、当時は州内・州外からビジネスでやって来る人々でとても賑わっていたそうです。フォート・ラングレーは今でいう「“バンクーバー”のような存在」だったんですね。
1860年代以降は時代の流れで急速に衰退の道を辿ったフォート・ラングレーなのですが、1923年、カナダ政府より「“BC州発祥の地”であり、カナダという国の歴史を語る上で欠かせない存在である」として、『カナダ国家史跡』に指定されました。それ以降、フォート・ラングレーは19世紀の町並みを現代まで保持し、現在では「バンクーバーから日帰りで行ける歴史スポット」として人気を集めています。

フォート・ラングレーで歴史探訪 〜 ワーホリカナダ 〜
村の至る所で目にするアンティーク・ショップ。
フォート・ラングレーを歩いてみてまず感動するのは「町並みの可愛さ」!村の家々やメインストリートに立ち並ぶ店舗は19世紀の面影をそのまま現在まで残していて、ちょっとしたタイムスリップをしている気分になります。聞いた話によると、家を新築する場合も外観を19世紀風にしないといけないのだとか。そういう話は京都・奈良辺りで聞いた事がありますが、カナダでもあるんですね。メインストリートの近くには、今では資料館となっている駅跡『CN Station』もあります。「赤毛のアン」を髣髴させる駅で、私のお気に入りの建物の一つです。
フォート・ラングレーの数ある有名な物の中の一つに「アンティーク・ショップ」があります。歴史あるフォート・ラングレーらしく、街の至る所にアンティーク・ショップがあり、それらを一軒ずつ見ていると、なかなか先に進めません。アンティーク小物好きな人にオススメですよ。

フォート・ラングレーで歴史探訪 〜 ワーホリカナダ 〜
「フルーツ・ワイン」といえば
このワイナリー「The Fort Wine Co.」
そうしてもう一つ有名なのが「果実栽培」。フォート・ラングレーがあるラングレー市の気候は南フランスの気候にとてもよく似ており、BC州内でもオカナガンと並んで果実栽培にとても適している場所とされています。なのでワイン製造業がとても盛んで、フォート・ラングレー周辺にはワイナリーが数多くあります。以前、御紹介した『ワイナリー・ツアーでカナダ産ワインを堪能しよう!』に登場するワイナリー達がそうです。あと、クランベリー栽培がとても盛んで、その栽培量に至ってはBC州は世界第3位という収穫量を誇っており、ここフォート・ラングレーが主な栽培地の一つとなっています。それにちなんで毎年の感謝祭週末に「The Fort Langley Cranberry Festival」が開催され、毎年20,000人近い観光客がこの小さなフォート・ラングレーに押し寄せます。私も今年初めて参加し、フレッシュなクランベリーを手に入れる事が出来ました。「来年も行こう」と既に決めています!
史跡巡りやアンティーク探し、更にワイナリー探訪も楽しめる「古き良き土地・フォート・ラングレー」。見所いっぱいの、とても可愛い場所です。バンクーバーから車で一時間ほどで行ける場所なので、是非一度、遊びに行ってみてくださいね。
2009年10月27日(火) written by Saori from (カナダ)
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