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200912223098

カナダで作る「御節」

カナダで作る「御節」
昨年作った御節。
一昨年よりグレードアップ!?
クリスマスが目前となり、今年も残すことあと10日弱となりましたね。あっという間に今年一年が終わろうとしています。私はそんな「一年の締め括り」として、一昨年から「御節作り」を始めました。今回はそんな「カナダで作る御節」についてお話したいと思います。
カナダで作る「御節」
生まれて初めて作った一昨年の御節。
自分なりに頑張りました。
私はカナダに住んで5年になりますが、年末年始は出来る限り「日本風に過ごそう」と心に決めており、毎年それを実行しています。大晦日には『除夜詣で』、元旦には『初詣で』に出掛け、そして一昨年からは遂に『御節』を作るにまで至りました。それ以前は日系スーパーの『市販御節』を一重50ドルくらいで購入していたんですが、ある日「50ドルも出せば御節の材料が一通り買えて、二重・三重といった豪華な御節が自分で作れるんじゃないか」と思ったんです。そう思ったら実行せずにはいられず、その次の年から「手作り御節」を作り始めました。「カナダで“御節作り”って、材料集めとか大変じゃないの?」と思われるかもしれませんが、それがそうでもないんです。
カナダで作る「御節」
手作りの『伊達巻』。買えば
高価ですが、はんぺんと卵があれば作れます。
材料に関してですが、バンクーバー地域にある日系・中国・韓国系スーパーには大抵の日本食材が揃っており、御節の具材も簡単に手に入れる事が出来ます。作るのに手間が掛かる『黒豆・田作り』も、ちゃんと既成品で(しかもお値打ち価格で)売られているので、御節作りにはとても便利。しかし、御節に欠かせない『栗きんとん・伊達巻』に関しては、既製品が入手可能ではありますが、とても高価。これらに関しては一品につき15ドル近くもするので、買うにはかなりの抵抗が・・・。“栗きんとん”なら『栗とサツマイモ』を、“伊達巻”なら『はんぺんと卵』を買ってきて、自分で手作りした方が遥かに安上がりです。しかも簡単に出来ます。後は煮物・煮魚などを作って、お重の中で彩りよく飾り付ければ御節の出来上がり。意外と難しくはありません。そして肝心の『お重』ですが、バンクーバー(正確にはリッチモンド市)にあるダイソーで販売していますし、和食器店でも取り扱っています。
カナダで作る「御節」
買ったら高価な『栗きんとん』。
こちらも手作りなので安上がり。
御節作りは準備に1日半掛かりますが、出来上がった時の「達成感」と、カナダにいながらお正月に御節を食べる事が出来る「幸福感」を思えば、私にとっては「なんて事ない労力」。今年も「そろそろ御節の準備を始めなくては・・・」と、クリスマスよりも御節の事を考えている私なのでした。
2009年12月22日(火) written by Saori from (カナダ)
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