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Happy Chinese New Year!

Happy Chinese New Year!
copyright (c) bc.ctvnews.ca

 先週金曜日の2月16日は旧正月(Chinese New Year)でした。中華系移民が多いカナダの大都市では毎年の旧正月は(祭日ではないものの)重要なイベントとしてお祝いしています。今回はバンクーバーのチャイニーズ・ニューイヤーを御紹介したいと思います。

Happy Chinese New Year!
子供が学校の先生から貰った「お年玉」。
中身はキャンディーです。

 バンクーバーはとにかく中華系移民が多く、メトロ・バンクーバーに位置するリッチモンド市は“ほぼ中華系で形成された都市”といっても過言ではありません。市の中心地に行くと、お店の看板も中国語、道行く人々も90%以上が中華系といった感じで「自分はいったい何処にいるの?カナダ?中国?」と一瞬混乱してしまうくらいです。それだけ中華系の多いバンクーバーエリアですから、旧正月のイベントが盛り上がらない訳が無く、元々は中国のお祝いではありますが、今ではカナダ(大都市部)のお祝いの一つとして国民に認識されています。小学校でもこの時期になると子供達は旧正月について勉強し、中には“お年玉(中身はお金ではなくキャンディーが入っています)”を生徒に配ってくれる先生もいたりします。こうして、カナダの子供達は小さな時から旧正月を学び、自分達の文化の一つとして吸収してくんですね。

Happy Chinese New Year!
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 旧正月の毎週末にはダウンタウンで盛大な“旧正月パレード”が開催されます。先週末にバンクーバーで行われた旧正月パレードは今年でなんと45回目。毎年10万人が見物に訪れるバンクーバーの旧正月パレードですが、今年は前日夜半から雪が降り、郊外では翌朝までに5cmほどの積雪がありました。ですが朝から空は快晴で、道路の雪も殆どなくなり、パレードにはなんの支障も無かったようです。午前11時からの2時間半、70組約3000人のパレード参加者達がドラゴン・ダンスや中国獅子舞などで旧正月を大いに盛り上げてくれました。

 日本人の私からすればお正月はやはり「1月1日」なのですが、旧正月は“別物”としてお祝いし、楽しんでいます。


2018年02月20日(火) written by Saori from (カナダ)
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