PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
200806102322

カナダで歯科・初受診

金曜日の夜、夕飯を食べていたら、口の中でいきなり「ガリッ!」という怪音と共に、何か硬い食感が・・・。嫌や〜な予感がしつつ、その硬い物体を口から出してみると、なんとそれは10年以上前に治療した奥歯に被せた銀歯だったのです!

一瞬、顔から血の気が引きました。なんせ、カナダでは歯科治療は『保険適用外』で、“全て実費”ですから!いつもは日本一時帰国時に歯の治療をするので、「今年は帰国の予定もないしどうしよう・・・」と一瞬思ったのですが、ラッキーな事に、私は職場の保険で80%まで歯科をカバーしてもらえるので、今回、それを利用してカナダで初の歯科治療を受ける事にしました。今回利用したのは週末も開いているダウンタウンにある歯科。

外れた銀歯を持参して見せ、「これを元の場所に被せて下さい。他の治療は一切不要です」と言いました。が、歯科医はしきりに「銀歯は健康に良くないし、これはもう古いから新しいキャップに替えた方がいいよ。費用は1000ドルくらい」と、1000ドルもする新しいキャップを作るよう、私に気軽に何度も勧めるんです。私は、あくまで外れた銀歯を元の場所に戻してもらう事を希望し、そうして貰ったのですが、その歯科医は銀歯のクリーニングもせず、古いセメントの上に更にセメントを着けて被せた為、高さがあって違和感ありありの状態に。それを直してもらうよう頼んだのですが、「古い銀歯だからこうなる。仕方がない」の一点張りで結局直してもらえず。しかもその銀歯、その日の夜にまた外れてしまいました。所要時間はたったの5分で、払った費用は90ドル。とんだヤブ医者に引っ掛かってしまったものです。

その日は落胆した私でしたが、翌日に日本人歯科医が経営する歯科がうちのすぐ近所にある事を知り、そこで再度治療してもらう事に。そこは日系の歯科ですが、担当して下さった歯科医師は中国系の方で、まるで日本で治療を受けているようなとてもきめ細かい治療を40分以上かけてして下さり、外れた銀歯(ここでも出来るなら新しい物に替えた方が良い、と言われましたが・・・)もちゃんと古いセメントを取ってクリーニングしてからキッチリと被せ直し、高さの調整もしてくれました。費用は150ドルほど掛かりましたが、私的には治療内容から考えても納得のいく額だったと思います。

外れた銀歯を被せるだけでも、カナダでは90〜150ドル程の治療費が掛かる事が今回の事で分かりました。ですので、今この記事を日本から読んでいて今後カナダに来る予定がある方は、是非とも、日本で歯科治療を完全に済ませてからカナダにいらっしゃる事を強くお勧めします。
2008年06月10日(火) written by Saori from (カナダ)
Comment(0)


カナダ関連の記事

この記事へのご感想は以下のフォームからどうぞ

お名前 [必須入力]
コメント [必須入力]
5000文字まで。(コメントにリンクは書き込めません。)
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。
※質問やお問い合わせはお控えください。