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200901062605

寒波に見舞われたバンクーバー

寒波に見舞われたバンクーバー
雪で覆われたキツラノ・ビーチ。
歩くのも大変です。
新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
今年のバンクーバー地方は昨年末から振り続けた雪で、ホワイト・クリスマス&ホワイト・ニューイヤーとなりました。本来、バンクーバー地域であるカナダ太平洋沿岸は西岸海洋性気候のため空気が暖かく、冬は雪よりも雨がダントツに多いんです。なので積雪するとしても、一年に1〜2回、10〜20cmほど積もる程度で、2〜3日後には雨で一気に解けてしまいます。カナダは 「雪が多い冬の国」といったイメージが根強くありますが(実際、BC州以外の州の積雪量は半端ではないのですが)、BC州の太平洋岸に関してはそのイメージには当てはまりません。

それが、です。

寒波に見舞われたバンクーバー
停電のため、天窓の明かりで
営業していたモール。
年末の賑わいはなく
閑散としたものでした。
今回、BC州全体が昨年12月中頃から15年ぶりともいわれる大寒波に見舞われ、ピーク時には連日20cm以上の積雪を記録しました。豪雪に慣れていないバンクーバー地域では対応の遅れも出ていて、所々で弊害が起きています。公共交通機関のダイヤの乱れ、長期に渡る停電、スリップによる交通事故、一般道路の閉鎖、家屋の屋根や建物のダメージ等がそうです。
商業にもダメージをもたらしています。本来なら年末年始の買い物客で賑わう街やショッピング・モールも、この豪雪で客足が遠のいたため静かなものでした。なにせ、車が雪に埋まって出せなかったり、歩くのですら困難な状態でしたから。12月29日、いつもなら正月用の買い物客でごった返す筈の中国系ショッピング・モールも、大雪による停電のため開店休業状態でした。

年末恒例となっているお寺での除夜詣でに行ったのですが、お寺周辺が住宅地で除雪車が入っておらず、雪が多く残っていたため、参拝客がとても少なかったです。こういう所にも豪雪の影響が及んだんですね。

寒波に見舞われたバンクーバー
自宅の庭の木に出来た氷柱。
バンクーバーでこんな氷柱、
見た事ありません。
私はバンクーバーに住み始めてからは勿論、日本にいた時ですらこんな豪雪を経験した事がなく、雪に全く慣れていないバンクーバー地方の住人同様、困り果てています。車が出せなくなるので自宅前を雪かきをするんですが、翌日にはまた積もるのでイタチごっこ状態。降り始めの時は嬉しかった雪ですが、今では早く解けてくれるのを待ちわびる日々です。
2009年01月06日(火) written by Saori from (カナダ)
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