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トフィーノ / ユークルレット地域へ小旅行  カナダ

トフィーノ / ユークルレット地域へ小旅行  カナダ
ユークルレットの桜も満開

 カナダ西海岸はここ一週間ほど穏やかで温かい日が続き、桜も順調に開花。
現在はバンクーバーの“桜リレー”の最後を飾る八重桜が満開を迎えようとしています。八重桜が散ったらもう初夏。今年もきっと、ここ数年同様に暑くなるのでしょうねぇ…(溜息)。

さて、バンクーバーがこんな陽気に包まれるほんの少し前、何故か無性に太平洋の荒波を見たくなってバンクーバー島西端にあるカナディアン・サーファーのメッカ『トフィーノ/ユークルレット』地域へ小旅行に行ってきました。今回はそのお話をしたいと思います。


トフィーノ / ユークルレット地域へ小旅行  カナダ
寒くても「そこに波があるから」…でしょうか

 『トフィーノ/ユークルレット』地域へ行くには、バンクーバーからだとフェリーに乗ってバンクーバー島ナナイモまで約2時間掛かります。そこから更にユークルレットまで車で約2時間半の移動。バンクーバーからだとトータルで4時間半〜5時間掛かります。

それでも船から望むジョージア海峡はとても美しいし、車窓から見えるバンクーバー島の大自然に恵まれた景色も最高なのであっという間に時間が経った感じです。
2泊3日の旅だったのですが、両日ともユークルレットのゲストハウスに宿泊。ユークルレットはトフィーノから僅か30分弱の距離なので移動等の煩わしさも全くありませんでした。そうして宿泊先に荷物を置き、いざ、サーファー達のメッカ『ロング・ビーチ』へ!

トフィーノ / ユークルレット地域へ小旅行  カナダ
『ワイルド・パシフィック・トレイル』から
眺める太平洋

 『ロング・ビーチ』はその名の通り、ユークルレットからトフィーノまで約30キロも海岸線が続く長い長いビーチ。私達が行ったのは3月の終わりで寒かったにも関わらず居ましたよー、サーファー達が!(あと腰ほどまで海に浸かった釣り人達もチラホラ…あんな釣り方、見たことない…)
黒ずくめのウェット・スーツを着たサーファー達が100人ほど、太平洋の荒波に乗ろうと果敢に挑戦していました!しかし波が強い!
バンクーバーの海岸から見える海は“太平洋”ではなく“ジョージア海峡”。
そして波はいつも穏やかなのでこんな荒波を見たのは日本海を見た時以来。

そんな荒波を横目に眺めつつ、ロングビーチを暫く散歩しながら「この水平線の先に日本があるんだ」と思うと、少し望郷に駆られてしまいました。

 『トフィーノ/ユークルレット』地域はサーファーのみならず、ハイカーにも人気の地域。
ここ一帯は『パシフィック・リム国立公園』の一部でユネスコの生物圏保護区にも指定されている自然豊かなエリアで、今回私たちが行った『ワイルド・パシフィック・トレイル』はトレイルも綺麗に整備されていて、私のようなハイキング初心者でも快適に歩けるようになっていました。
そしてトレイルから見える太平洋の迫力がやはり凄い…!

荒波が岩肌を削る勢いで打ち寄せる様はまるで某日本映画会社のオープニングタイトルの様で、この景色を見れただけでもここまで来た甲斐あったというものでした。

トフィーノ / ユークルレット地域へ小旅行  カナダ
ロイ・ヘンリー・ヴィッカーズのギャラリー

 トフィーノもユークルレットもカナダ先住民の方々が多く暮らしており、標識に先住民語が使われていたり、先住民アーティスト、ロイ・ヘンリー・ヴィッカーズのギャラリーがあったりと、かなり先住民文化が色濃く残るマリンスポーツが盛んなユニークな町でした。
今回は一応“閑散期”ではあったのですが、それでも観光客が多く、これが繁忙期の夏になったら一体どんな事になるのでしょうね。
今回は二泊三日の弾丸旅行でしたが、次回はもう少しゆっくり訪れてみようと思いました。


2024年04月16日(火) written by Saori from (カナダ)
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