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200710162014

雨季のカビ対策

雨季のカビ対策

カナダ・バンクーバーはすっかり秋です。1ヶ月ほど前には早めの雨季に突入し、これから来年の春までほぼ連日、この雨とお付き合いすることになります。でもこれも、来年の夏の緑の美しさを育む&楽しむための“恵みの雨”と思って我慢我慢!!と思いつつ、実は雨季に関して我慢できない事もあります。それはこの長い長い雨季に発生する“カビ”。今回は、『カビ対策』についてお話したいと思います。

セントラルヒーティングが発達したカナダの建物は、時に室内が乾燥しすぎるくらいで、カビとは無関係と思われがち。しかし雨季ともなると、乾燥した室内でもカビは発生します。特に“北向き、ベースメント、コーティングされたフローリング、古い建物”の部屋にカビが発生しやすく、以前この全ての条件を満たす部屋に住んでいた私は、対処してもすぐに現れるカビと日々格闘していました。

カビは空気中に胞子をばら撒き、身体に深刻な害を及ぼす事は有名な話。出来ることならカビが発生する前に予防したいものですよね。その予防として出来るのが、『キッチンの水周り=使用後は常に水分を拭き取る』、『バスルーム=換気扇があれば、使用中・使用後と通して作動させる。使用後は水分を拭き取る』。特に、水周りに出来るピンクのヌメヌメは黒かびに進展するので、ヌメヌメは定期的に中性洗剤、もしくは水拭きして綺麗に拭き取りましょう。黒カビが発生してしまったら、カビ除去専用の洗剤を指示に従って使用するしかありません。

予防対策のひとつとして、ドラッグ・ストア&オーガニック・スーパーで手に入る『ティーツリー・オイル』は、天然成分でカビを予防したいナチュラル思考の人にお勧めです。ティーツリー・オイルはオーストラリアの常緑樹『ティーツリー』から作られる天然オイルで、抗菌・消毒・防虫・防カビ効果があります。酢水にティーツリー・オイルを2〜3滴垂らしたものを便器内にスプレーすると、便器内のカビ予防になります。ベーキング・ソーダとティーツリー・オイル数滴を合わせた物を麻袋に入れ、クローゼットや靴箱に入れておくとカビ予防に効果的です。

無添加のパンなどは、常に冷蔵庫で保管してください。寒いですが、定期的に窓を開けて部屋の換気を行うのもカビ予防に有効です。

ジメジメとするこの季節、カビとは無縁の快適な生活を送りたいものですね。
2007年10月16日(火) written by Saori from (カナダ)
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