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韓国の出産・日本の出産

韓国の出産・日本の出産

 ヨーロッパでワーホリ滞在中、なんの因果か韓国人と知り合って結婚までしてしまったわたし。先日、第一子を韓国で出産しました。
 妊娠初期のころは「やっぱ不安だし、里帰り出産かなー」などと漠然と考えていたのですが、忙しさにかまけているうちに期を逃し、ついに異国で出産する羽目に・・・。結果から言えば、「ケンチャナヨ(大丈夫)」でした。ま、当たり前なんですけど。

 これからワーホリで韓国に行かれる方は、きっとまだ出産には縁がないと思いますが、もしかしたら将来、そんなこともあるかもしれないので、ちょっと日本と韓国の出産の違いについて書いてみますね。
 わたしの感じた大きな違いは、まず「体重管理」です。日本では、「小さく生んで大きく育てる」というのが理想とされていて、そのためにも、また難産にならないためにも、体重管理は厳しく指導されます。増えすぎると産婦人科の先生に怒られるほどなんですが、韓国ではまだ「妊婦は二人分食べなきゃ」神話が健在で、体重管理という意識は浸透していないようです。一昔前の日本のようですね。
 お腹の子供が大きくなりすぎると、帝王切開になって儲かるから医者がわざと指導しない、という噂も何度か聞きましたが、真偽のほどはわかりません。笑

 そしてお次は、入院期間です。日本では出産後、約一週間病院で過ごしますが、こちらは2〜3日後には退院となります。「あーれー」という感じで、休む間もなくあっという間に追い出だされてしまいますよ。

 また、産後に必ず食べるもの、というのは日本では特に決まっていないと思います。あえて言えばお祝い膳などでしょうか。しかしここ韓国では産婦はワカメスープを食べる、という習慣があります。入院中の毎食ごとに、デーンとジャンボなワカメスープが出てきました。本当に毎回毎回出てくるんです。それはちょっとしたデジャビュのようで面白かったので、思わずカメラに収めてしまいました。
2008年09月16日(火) written by 工藤リサ from (韓国)
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