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200810102503

韓国語と日本語の微妙な関係

韓国語を勉強していると、日本語と似ている部分が多くて、勉強をしていけばしていくほど、そんな発見が多く、とても楽しくなってきます。

最初は、ハングルなんて記号みたいで、まったく意味わからない!
なんて思ってましたが、昔、ワーホリでオーストラリアへ滞在してた時に、韓国人の友達と喋ってるうちに、日本語と韓国語の単語で、そっくりなものが結構あることを知り、驚きました。

テレビや、映画で聞いてる分じゃ、まったく違うと思っていたのに、単語をじっくり聞くと、え?それもしかして?なんて、発見が多くて、英語を勉強中だったのに、韓国語の単語に興味を持ってしまいました。
また、その反対で、英語を勉強しにきてるのに、日本語のほうが上達してしまった韓国人もいました。

その当時、聞いて面白かった韓国語がいくつかあります。
日本語で、携帯電話の充電切れだった時のことを、「バッテリーが無かった。」と言いますよね。
韓国でも同じく、「バッテリーガナガッタ。」といいます。最初聞いたときはびっくり。
この意味は、バッテリー(韓国語でも同じく)が、ナガッタ(出て行った、消えた)充電が無くなった状態をあらわします。
意味は、違うようで同じ。どっちも充電が無かったことは確かですよね。
それに数を数えるとき、「正」の字を書くことも共通してました。

そして、逆に同じ音なのに、真逆の意味を表してるのが、「だまれ!」です。
日本語で、だまれ!は、これ以上喋るな!の意味ですが、韓国語では、「ダー(全部)マレ(喋れ)」と、全く逆の意味を現してます。ただの偶然でしょうけど、面白いものです。

その他に、韓国で生活をして気づいたのが、電化製品や、洋服の種類には、日本語と同じものが結構あります。

そして、韓国語には漢字源の単語がたくさんあるので、勉強が進んで行くにつれて、日本語と共通している単語がかなり出てきます。
例えばどんな言葉が同じかと言うと、日本でも知られてる「約束」や「家族」や「簡単」を始め…並べ出すとキリが無いほどです。
そして、勉強しているうちに、漢字の韓国読みが見えてきますので、幾分楽になってきます。
韓国語の授業中に、解らない単語があっても、日本語を韓国読みしてみたら、正解だったということもあったり、漢字が解るおかげでかなり助かってます。

そして、慣用句もまったく同じもの、似てるものが多いです。
口が重い、軽い、目が高い、手に汗握る、顔面が厚い(あつかましい)、
顔が熱い(恥ずかしい思いをする)、肩が重い(重責を担ぐ)、肩の荷を降ろす、耳がかゆい(人がどこがで噂してる)、
手が大きい(気前がいい)、手を切る(縁を切る)、、等、ほとんど同じ??様なものが結構あります。

そんな中でも目に付いたのが、工事現場の看板に「安全第一」と書いてあるのには、親しみを覚えました。
ちなみに「一石二鳥」も丸々一緒です。

そんな似ている、韓国語と日本語。語順構造が同じで、似ている単語も多いので、一瞬簡単かな??なんて思ってしまいますが、やはり、外国語。 発音や聞き取りに関しては、非常に難しいです。
中国人、日本人学生は、書くこと読むことは、漢字のおかげで、優れてますが、聞き取りや会話に関しては、苦労してます。

外国語を勉強するのはとても奥が深く、頭を悩ますことも多いですが、その反面、面白い部分も多く、今のところ楽しくやってます。
2008年10月10日(金) written by SEOYUKI from (韓国)
Comment(1)


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この記事へのコメント

モン吉 2012/01/01/22:54
冬休みで、韓国語と日本語の

関わりについて調べていたので

この記事がとても役にたちました。


感謝です!

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