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200910233012

似ているようで似てない、真逆の日韓文化

似ているようで似てない、真逆の日韓文化
韓国の礼儀、挨拶等、習ってきました
外国で生活を始めると、文化の違いに驚くことがたくさんあると思います。
日本、中国、韓国は、同じ漢字文化圏であり、人種の外見もほぼ同じ。そして暖食文化ということも共通してます。
そういう共通点の多い韓国と日本ですが、いざ住んでみると、自分では良かれと思ってることが、実は飛んでもくマナーの悪いことをやってたりします。

日本と韓国の、そんな正反対の部分を紹介します。

似ているようで似てない、真逆の日韓文化
先生が、正式な座り方も、
詳しく教えてもらいました。
お酒の席での話ですが、日本では、皆でお酒を飲んでいて、一緒に飲んでいる人のグラスにお酒が少なくなっていたら、すぐに注ぎ足しますよね。
得に目上の人との同席となると、相手のグラスを空にさせてはいけないと、とても気を使います。 ですが、このマナーも、韓国ではしてはいけません。お酒は最後まで飲みきるのを待ちます。そして全部無くなってから注ぎ足します。昔、何も知らずに注ぎ足そうとしたら「は?まだ残ってるからいいよ!」と、突っぱねられたこともあります。

次に、日本では食事の際、箸置きが無い場合、お箸をお茶碗の上の一時的に乗せたり、スプーンを下に向けて(腹を下に向けて)お皿に引っ掛けて置くことがありますよね。
これも韓国人からしたら、やってはいけないマナーの一つです。お箸やスプーンを持ち代える時は、テーブルに直に置きます。日本人からしたら、テーブルにお箸やスプーンを直に置くのは、どうも汚いような気がしてしたくないのですが、文化なので仕方ないですね。
韓国人の自宅で食事をご馳走された時、この様にお箸をお茶碗の上に乗せておいてしまい、そこの主人から、「そこに置かずにテーブルに置きなさい。」と注意を受けたことがあります。またスプーンを下に向けておくと、福が逃げると言われているそうです。よって、スプーンは常に腹部分を上にしていないと縁起が悪く感じるようです。

そして、これは前にも紹介したことがありますが、日本では御法度の目上の人の前での、あぐらや立てひざが韓国では許されます。
日本で女性が、目上の人の前であぐらなんて組もうものなら、無礼極まりないですが、韓国ではOKです。
詳しくはこちらを(前記事)
楽チン韓国 直箸&あぐらの文化
http://workingholiday-net.com/magazine/weblog/article,200902272683.html

似ているようで似てない、真逆の日韓文化
お茶の席のマナーも教えていただきました
そして、次に敬語です。韓国にも敬語は日本と同様に存在すのですが、韓国ではこの敬語、身内にも使います。韓国では、会社の取り引き先に行って、自分の上司を紹介するときなど、日本でなら「うちの○○です。」と、役職は外して言いますが、韓国では「うちの○○部長様です。」と紹介します。役職の後に様もつきます。
そして、家族の話をするときも、「私のお母様が○○なさったのです。」など、自分の身内の話にも敬語を使って他人に伝えます。
また、先生という職業があるのですが、先生を呼ぶときは、先生の後に様をつけて「○○先生様(ソンセンニム)」と呼びます。
それはいいのですが、その先生達が自分の話をするときにも、”先生様”と言うのです。「何か質問があれば、先生様(自分に)に言いなさい。」と、自分にまで様をつけて言います。日本人の感覚からすると、自分に様をつけるなんて、何か変な気がしますよね。
でも、この韓国の敬語。日本語を勉強してる韓国人から言わせると、韓国の敬語は自分より年上の人には、とりあえず敬語使ってればいいけど、日本は、立場や相手によって、変えないといけないので、難しすぎると言ってました。

このように、同じことでも無礼だったり、礼儀だったりと、似ている文化の様で真反対なことがあります。
海外に住んでると、こういうその国特有の文化や礼儀を発見できて面白いですね。


2009年10月23日(金) written by SEOYUKI from (韓国)
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