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200708071923

サムゲタンを食べよう!

サムゲタンを食べよう!

サムゲタンを食べよう!

「伏日」と書いてポンナル。韓国ではこの日、暑さに負けないよう精のつくものを食べます。日本でいうところの「土用の丑の日」というわけですね。

 日本では鰻を食べますが、ここ韓国では補身湯(ポシンタン)、なんと犬肉を煮込んだものを食べるんです。これが夏バテに効くのだとか…。
 実は私も一度、この補身湯を食べたことがあるんです。といっても、他の人が食べているのをひと口分けてもらっただけなので、味はあまりよくわかりませんでした。薬草のようなものと煮込まれていて、とにかくクセのある料理だったように思います。

それはさておき、われわれ日本人にとって犬肉はやはり抵抗がありますよね。もちろん、韓国人の中にもそう考えている人がたくさんいますし、犬肉は値段も高く、なかなか気軽には食べられないようです。
そのため実際には、補身湯よりも参鶏湯(サムゲタン)がよく食べられています。これは鶏まるごとを、高麗人参やなつめ、もち米と煮込んだもので、いかにも栄養満点!という感じのスープです。鶏丸ごとなら、値段はだいたい10000W(1300円)くらいですが、一匹も食べられないという人には、半鶏湯(パンゲタン)というものがあります。これは読んで字の如く鶏半分のスープで、値段も半分くらいと、とてもお手ごろになっています。写真のものはちなみに6000Wでした。
 
 ポンナルは7月から8月にかけて3回あり、今年は残すところあと一回となりました。これまでのポンナルには、韓国人の知人から暑中見舞いのメッセージをもらったり、私の勤務先の社員食堂でドーンとまるごと鶏一匹のサムゲタンがでたりして、なんだか生活に密着した、とても大切な日なのだなーという印象を受けました。

 この参鶏湯は日本の鰻と同じく、ポンナル以外の日でも食べることは可能ですよ。有名な専門店もたくさんあって、ガイドブックにもよく載っています。韓国にお越しの際には、是非お試しくださいね。精がつくこと間違い無しです!
2007年08月07日(火) written by 工藤リサ from (韓国)
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