韓国必須　キムチ冷蔵庫 | 韓国

一般的な上下開閉式　キムチ冷蔵庫

韓国も真冬に入り日に日に寒くなる毎日です。12月と言えば、キムチ作りの時期ですよね。最近では11月にキムチ作りをしてしまう家庭も多いようです。
この時期になるとシジャン（市場）やスーパーでは山積みの白菜、大根があります。あんなに大量の白菜を見ることはなかなかないので観光に来た日本人はビックリするのではないかと思います。

最近よく出回っている 冷蔵庫型　キムチ冷蔵庫

キムチ作りについてはご存知の方も多いと思うので今回はそのキムチの保管方法であるキムチネンジャンコ（キムチ冷蔵庫）についてご紹介したいと思います。最近では日本のインターネットでもキムチ冷蔵庫を購入することが可能になってきました。しかし、まだまだ一般的なものではないですよね。ここ韓国では家庭に1台は必ずといっていいほどキムチ冷蔵庫があります。田舎の大家族の家に行くと2台、3台所有している家庭もあります。それほど、韓国ではなくてはならない家電製品のひとつです。
キムチ冷蔵庫といっても色々な種類があります。一般的に目にする上下開閉式。これは大体180リットル〜200リットル用で価格は50〜100万ウォンほど。少し前から出てきた冷蔵庫のようなキムチ冷蔵庫。これは300リットル以上のものが多く、価格も100〜200万ウォンとかなりの差があります。そして最近よく目にするようになったのが、核家族や一人ぐらい用の180リットル以下のキムチ冷蔵庫。価格は40〜50万ウォンほどになります。

小さめキムチ冷蔵庫

さて、なぜキムチ冷蔵庫必要なのでしょうか？
キムチは発酵して始めて本来の味を出す食べ物です。一般に常温では、発酵するのに５日かかり、おいしく食べられる期間は３日間。それを過ぎると発酵が進み、酸味が増してしまうキムチ、このような弱点を解決してくれるのがキムチ冷蔵庫。キムチ冷蔵庫の設定温度を一定に保つと長期間の貯蔵が可能。キムチ冷蔵庫の人気の秘密は、キムチを年中おいしく保存できることです。
しかもキムチだけでなく温度調節によって、果物、生鮮食品も保存できるという優れものです。
やはり普通の冷蔵庫は開閉が多く、温度がなかなか一定には保たれません。中にはキムチのにおいがほかの食品に移ってしまうから嫌がる人もおられます。
だから保存食であるキムチを多く食す韓国ではキムチ冷蔵庫が必要なのです。