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ネットマナーの違いにご注意あれ

 携帯電話、デジタルカメラ、そしてパソコンのソフトやシステムが発達して、写真カッコよくとるのも、撮った写真をそれ相応に加工するのも比較的容易になった。私自身は幼いころから撮られるのが嫌いだったせいか、撮ることにも保存することにも興味がない。

 韓国人の友人ができ始めた2004年、場所はカナダで周囲は留学生ばかりだった。だから毎日の授業風景を撮るのもイベントで撮るのも「ああ記念になるよな」と自然に思えていたが、韓国で生活を始めるとやや驚いた。友人たちが若い層だったからかもしれないが、女性たちは撮られることが好きで、男性たちは撮ることもまた好きだった。公園などに行くと、デートらしき二人が撮影よろしくポーズを変え場所を変え写真を撮り重ねている光景も珍しくない。女性同士でも写真を取り合い、あるときはお互いの写真を交換し合う。プリクラ文化を思えば、日本でも若い人たちの間で自然に行われていることかもしれないが、私などは突然「これあげる」とその人の芸能人よろしくブロマイドを渡されても、その反応とそれの保管に困惑を重ねてしまう。

 韓国では折に触れ家族写真をきちんと撮りにいく家庭や、撮った写真を額にいれて部屋に飾る家庭も多い。ITがいち早く発達していたから、デジタル化された写真に写る自分もまた、それほど違和感がないのかもしれない。
 写真を渡されたりするのは個人の趣向なので対応法も慣れてくるが、一つだけご注意願いたいことがある。ネットの進んだ韓国は日本ほど個人情報にうるさくない。気がつくとブログの日記や何かの催しの写真に自分がしっかりうつっていたり、友人などなら名前や小さなごく個人的なことまでワールドワイドに発信されている可能性がある。こだわらない方なら問題ないが、気になる場合はあらかじめ友人・知人には日本のネットマナーを会話中にまぜておこう。
2010年08月10日(火) written by Kao from (韓国)
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