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韓国おもちゃ事情

 日本で小さい男の子が夢中になるおもちゃと言えば「トミカプラレール」だ。2歳を過ぎた息子が片時も離さないのはプラレールのトーマスで、先日韓国のスーパーで3、4歳と思われる男の子たちから注目を浴びていた。そういえば、線路や駅の部品を見た10歳になる姪っ子が「これなに?」と初めてみる様子だったことを思い出す。興味を惹かれて調べてみることにした。

 日本の商品がたくさん輸入販売されている韓国、普段は気にしていなかったがゆっくり見てみると意外や意外、当然あるだろうと思っていたトミカプラレールの姿はない。ケーブルのアニメチャンネルでは日本発の作品が放送され、キャラクターの認知度も高いわりには関連商品の店頭販売はあまり見られなし、車と言えば掌より大きいラジコンサイズが多く、色とりどりのミニカー陳列は見られない。韓国の自家用車の色としては日本以上に白、シルバー、黒などのモノトーン系が多く、企業の運搬トラックのデザインも地味目だ。自社の業務用トラックをミニカーのデザインとして提供し、広告よろしくと考える企業も、またそれを好んで買って遊ぼうという流れも期待できないのかもしれない。鉄道ではトーマスが人気者であるが、本体のレプリカどまり。実際の鉄道KTXをモデルにしたものもあるが、日本に比べて鉄道の路線や車種が非常に少ないことからか、思わず大人も夢中になってしまう日本ほどの盛り上がりはないようだ。

 店頭販売では見かけないがnaverなどにはトミカのカフェがある。インターネットでは日本の商品が購入できるので、乗り物のおもちゃやコレクションにい興味がある層には知られているようだ。
「○○コリア」といった日本企業の現地法人はたくさんあるので、すでに上陸済みと思っていたが、こちらの会社においてはカプセルおもちゃのためのグループ会社を持つだけで韓国独自の商品開発を行ってはいないようだ。

2010年10月19日(火) written by Kao from (韓国)
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