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200801222116

ソウルのシンボル、ユクサムビル

ソウルのシンボル、ユクサムビル

韓国高度成長期の象徴といわれるユクサムビルに、このたび初めて行ってきました。ユクサムというのは韓国語で63のこと。このビルは日本のサンシャイン60に対向して建てられたそうで、60よりみっつ多い63なんですね。(韓国人は本当にこの手の競争が好きで、こちらで売られている日本の十六茶の類似商品は、なんと十七茶!)

さてさて、それでこの63ビルですが、漢江という大きな川の中州にあります。ヨイドと呼ばれるエリアで、国会議事堂や主要テレビ局、大企業の本社ビルなどがあり、ガイドブックによると「ソウルのマンハッタン」だそうです。

そのマンハッタンにある63ビル。川沿いにすっくとそびえたち、黄金色に輝いていました。中は数年前、大幅にリニューアルされたらしく、すっきりシンプルでシックな感じでした。
このビルの見所は主に四つあり、まず展望台、そして水族館、3DのIMAXシアター、それからいくつかの高級レストランといえるでしょう。このうちわたしは、展望台に行って来ました。料金は一人7000W(約900円)、高速のガラス張りエレベーターで、あっという間に最上階へ。しかし、エレベーターの表示は「60」とあるではありませんか。
「てっぺんに来たはずなのに、なんで63じゃないの?」
 という、ごく当たり前で素朴な疑問がわき、韓国人の友人に聞いてもらいました。案内のお姉さんいわく、
「地下の3階を含めて63なんですよ」
「…………」
63ビルというのは、63階建てではなく、全部で63の階があるという意味なんですね。うーむ、こりゃ一本とられました。

苦笑しつつ足を踏み入れた展望台は、インテリアよし、眺めもよし、その他の設備もなかなかよし、と、満足できるものでした。
そのなかで今回いちばんよかったのは、平日だったためがらがらで、静かに心ゆくまでソウルの街を眺めることができたこと。みなさんも行くなら是非平日にどうぞ!
2008年01月22日(火) written by 工藤リサ from (韓国)
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