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200805092268

韓国の連休GW

韓国の連休GW
インサドン付近のパレード。
博多どんたくを思い出しました。
日本ではGWが終わったばかりですが、このGW、韓国にもあります。
韓国では、5月1日がメーデーで、殆んどの企業は休み。
5月5日が日本と同じく子供の日で祭日で土日月と3連休。よって中には、ついでに金曜日を休みにして、木曜日から月曜日までの、5連休が存在する企業もあるようです。
そして、翌週の月曜日の5月12日も御釈迦様の誕生日で祝日、また3連休がやってきます。(この祝日は、旧暦でお祝いするので毎年日が変わります。)
韓国人にとってのこの5月は、まさにGWの時期です。日本と同様に浮かれてます。
韓国の連休GW
青空の下の無料散髪店です。
そして、この「子供の日」、誰が考えたのか、韓国では、子供に何かプレゼント買ってあげるのが風習なのです。
子供にとっては、学校もお休みで、その上プレゼントも貰えて至れり尽くせりの祝日ですね。
ニュースで見る限りでは、この連休、初日以外は天気があまり良くなかったにも関わらず、有名行楽地はたくさんの人で賑わっているようでした。
特に、人気が高かったのは、韓国の南部、全羅南道にある「珍島」。4月から5月には、対岸と島の間に、潮の干満によって道が現れる「神秘の海割れ」を見ようと、全国各地、また海外からもたくさんの観光客がここへ訪れてくるようです。「韓国版モーゼの奇跡」と呼ばれています。


そして、私はこのGWは、郊外には行かず、街へと行ってみることにしました。
行った先は、ソウル中心部、仁寺洞(インサドン)。伝統喫茶や民族酒場、そして伝統工芸品店などがたくさん並ぶ、外国人観光客に特に人気の街です。
雨にも関わらずたくさんの人が集まっていて、大通りではパレードも行われていました。


韓国の連休GW
独立門。
そして、このインサドンから地下鉄で二つほど行ったところにある、西大門独立公園(ソデムンドンニプコンウォン)にも行ってきました。
この敷地内こは、1898年に竣工された、「独立門(トンニッムン)」と、日本統治時代1908年に建設された「京城監獄(後に西大門刑務所と名称変更)」があります。
刑務所跡地の周りは、公園と言うだけあり、綺麗に整備されてあり、近所の人々は散歩したり、お弁当を広げたり、お酒を飲んだりして休日を楽しんでいる様でした。
中には、ボランティアで屋外散髪をしている風景もみかけました。
そして、現在はこの西大門刑務所跡は、歴史館として、一般公開されてます。
この西大門刑務所には、日本統治時代、日帝政権に反対していた独立運動家たちが、投獄され、そしてここで殉国しています。

この歴史館の中央舎展示館の中には、追悼の場、歴史の場と称して、各階ごとに、この刑務所の歴史や映像、資料を見ることができ、
地下の体験の場では、日帝時代の過酷な獄中生活の実状や、残忍な拷問の様子が、生々しく再現されてます。

韓国の連休GW
当時の塀と中には
獄舎が残されてます。
入場料1500ウォンです。
そして、中央舎の周りには、当時の獄舎が幾棟か、そのまま残されてあり、その中には地下監獄や死刑場跡もあり、中には、独房の中まで入ることの出来る獄舎もありました。
正直なところ、この歴史館、日本人にとっては直視しづらいものばかりでしたが、韓国を知っていく上では避けては通れない日韓の歴史を改めて深く認識させられる場所でした。
現在の、日韓はこの歴史の上に存在するものなので、一度は目を向けて見ることも必要かなと思いました。
2008年05月09日(金) written by SEOYUKI from (韓国)
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