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200812192581

キムチの国の冬の風物詩

キムチの国の冬の風物詩
キムチを半分に捌いてます
韓国は真冬になりすっかり寒くなってしまいましたが、この12月は、韓国人にとっては重要な時期です。
それは、年中行事の一つ、冬が始まる前に行うキムチ作り、その名もキムジャンです。
だいたい11月末から12月初旬にかけて、このキムジャンは行われているようで、
一般家庭4人家族で白菜を20玉から、多いところでは50玉ほどキムチにするそうです。

よって、この期間は、シジャン(市場)ではキムチを作るための、白菜や大根が店先に大量に積み上げられてます。
車に積んで持って帰る人もいれば、配達してくれる店もあったりと様々です。

キムチの国の冬の風物詩
塩を刷り込んだ後、一晩寝かせた白菜
そして、この私も今回、キムチ作りのお手伝いをしてきました。
その日は、一段と気温の低い日で、キムチ作りと韓国の寒さを身体を張って、味会う最適な日でした。
そんな中まず白菜運びから始まりました。そして、その白菜を半分に裂いて、それを塩水で洗います。
そして、その洗った白菜に、粗塩を一枚一枚間に刷り込み、それをそのまま、外で一晩寝かせます。
すると翌朝には、白菜がしんなりとして、これでキムチ作りの基礎は完了です。

キムチの国の冬の風物詩
薬味作りです
そして次にキムチの味を大きく左右する、重要な薬味作りです。
この薬味の基本は、粉末唐辛子、塩、アミの塩辛、にんんく、ネギ、そして各家庭ごとにより、この他に、牡蠣や海老の切り身を入れたりゴマを入れたりします。分量などは、計量機など使わずに、お母さんの長年の感覚で、大きなたらいの中に、ガバッガバッと入れてました。そしてそれを十分に練り合わせてキムチの薬味作り完了です。これにより、各家庭のキムチの味が変わってきます。
そうして、先程まで外で寝かせておいた白菜に、この薬味を、白菜の葉一枚一枚に刷り込んでいきます。
この作業は、最初は見てるだけでしたが、一緒にさせてもらうことができたので、頑張ってやってみました。
最初は、楽しかったですが、これを白菜30個分にするとなると、かなりの時間もかかりましたし、床の上で作業をするので、
腰も痛くなったりと、かなりしんどい作業でした。
でも、現在は、こうやって暖かい室内でキムチ作りやってますが、昔は全部屋外で、しかも寒い冬場にやっていたわけなので、
どれだけ重労働だったか、それに比べれば愚痴は言えないですね。

キムチの国の冬の風物詩
薬味を一枚一枚にぬりこんでいきます
そして、最後に白菜の葉でぐるっと包んで終わりです。
それを、大きな容器に詰め込んで、キムチ冷蔵庫へ寝かせます。
これで、作業は終わりです。
初めてのキムチ作りに参加させてもらい、とてもいい経験をしてきました。

語学学校の課外授業でも、キムチ作りを体験できたり、一般ツアーでもあったりするので、一度は参加してみるのもいいですね。
2008年12月19日(金) written by SEOYUKI from (韓国)
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