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200905222804

朝鮮時代へGO! 大規模な撮影セット

朝鮮時代へGO! 大規模な撮影セット
入り口です。本物の城壁の様に長い
先日、韓国の南西部の全羅北道(ジョルラブクド)の、扶安(ブアン)市へ遊びに行ってきました。ブアン市は、ソウルからだと車で3〜4時間程度。
西海(黄海)に面して突き出たビョンサン半島の玄関口にある海の町です。
このビョンサン半島には国立公園もあり、絶景も堪能でき、海を眺めながら海岸沿いをドライブもできる、山も海も美しい、韓国人にとっては、名の知れた街です。
朝鮮時代へGO! 大規模な撮影セット
屋根の軒先、隅々まで完璧
私がここへ行った目的は、この国立公園ではなく「ブアン映像文化パーク」です。このテーマパークは、元々、ドラマの撮影のために作られた、大規模な撮影セットです。
「王の男」、「イサン」、「不滅の李舜臣」、「双霜店」などが、数々の時代劇がここで撮影されているそうです。
そして、この映画村のスケールの大きさは、ロケ地とは思えないほど、半端なく大きいものでした。

まず入り口には、世界遺産か?と思うぐらいの、巨大な門。そしてずっと続く城壁。韓国で世界遺産の城壁や門をいろいろ見てきましたが、それに引けをとらないぐらい、綿密さとスケール感に驚きました。

韓国の、宮廷の伝統家屋には、屋根の軒先に鮮やかな色柄で模様を描いているのが特徴なのですが、このロケ用の門、家屋にまで、その細かさまで、しっかり施してありました。

朝鮮時代へGO! 大規模な撮影セット
奥に見えるのが宮廷
そして、宮廷部分、官庁部分、城下町、そして農村庶民の村と、分かれており、この巨大ロケ地のなかに、大きな一つの都市が、集約されてるように作られていました。 庶民の村には、陶磁器を作れる釜があったり、馬小屋があったりと、民族村で見たものよりも、より本物感がありました。
宮廷の中に入ると、庭園も実際の宮と同じように地面にぎっしり石が敷き詰められてあったり、室内の装飾も細かく施されてあり、宴の間の天井の高さにも驚きました。ロケ地と言うので、見える部分だけの、複製で裏側や中身は何も無いだろうと、思って入ったところ、隅々までしっかり作られていて、とても感動しました。このあたりに、韓国の映画やドラマの製作に対する,情熱が垣間見れますね。

朝鮮時代へGO! 大規模な撮影セット
庶民の村が広がります
また王室では、王の椅子に座れたり、王、王妃の衣装を試着できたり、弓を打つことも、体験できました。ついでに時代劇でよく出てくる韓国ならではの拷問シーン、この拷問も体験できました(笑)。
ソウルでキョンボックン(景福宮)行って、スウォンでミンソクチョン(民族村)に行って、スウォン華城に行った。そんな贅沢な観光コースが、ここブアン映像テーマパークで一気に味わえる、とても充実した文化パークでした。
2009年05月22日(金) written by SEOYUKI from (韓国)
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