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200804012202

アンティークの街・長安洞

アンティークの街・長安洞

このたび、日本から来た友人のリクエストで、初めて長安洞という街に行って来ました。そこに集まるのは骨董品、古美術品屋さんばかり。韓国一のアンティーク街といえるでしょう。
地下鉄五号線の踏十里(タップシンリ)駅を出て、まっすぐ5分くらい歩くと左手に石像などが見えてきます。もうその一画がコルトンプンサンガ(骨董品商街)と呼ばれるアンティーク街になっていて、主に、二つの雑居ビルにお店は集中しているようです。

 有名なインサドン(仁寺洞)は観光客向けですが、こちらはプロのバイヤー向け。この日も、観光客の姿はわたしたちくらいで、それ以外はいかにもプロっぽい風体の西洋人のおじさんがひとり。
 平日だったせいか、とても閑散とした印象を受けました。どこからかトロットと呼ばれる韓国の大衆歌謡曲が聞こえてきたり、お店の一角でおじさんが集まって花札をしていたり、いい感じにひなびた雰囲気のビルでした。

アンティークの街・長安洞

 そんな中、わたしの友人はお店の主人に、商品の値段や時代背景などを聞いていきます。店によっては日本語を話せるご主人もいて、日本からのバイヤーが多いこともうかがわせます。
 手のひらサイズの牛の像に目を止め、友人が質問をしてみたところ、
「これは高麗時代のもので、45万W(約4万8千円)です」
 との答えでした。
 高いのか安いのか、はたしてそれが本物なのか、わたしにはさっぱりわかりません。アンティーク好きの友人にも、いまいちよくわかっていないようでした。やはり、こういうところは目の利くプロじゃないとダメですね。観光客が行って、右も左もわからないまま買うのはちょっと危険なように思います。

 でも、100パーセント観光客向けのインサドンに飽きてしまったというコリアフリークには、こんな場所もいいかもしれません。世界でひとつだけの、すばらしい韓国土産を買うことができるのですから!(ただし、かなりディープです)
2008年04月01日(火) written by 工藤リサ from (韓国)
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