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韓国の宗教事情

韓国の宗教事情
ミョンドンのカトリック聖堂
皆さん。クリスマスはどうお過ごしになりましたでしょうか?今年のソウルは、ホワイトクリスマスでしたね。
私事ですが、クリスマスは久しぶりにソウルに遊びに行き、イルミネーションを堪能し、クリスマスの雰囲気を出す為、ミョンドンにあるカトリック聖堂に行きました。
今回は、クリスマスということで、韓国の宗教事情についてお話したいと思います。
実際、韓国は仏教が一番多いですが、次ににクリスチャン。特に、プロテスタントが多くを占めます。韓国に住んでみた方や遊びに来た方はわかると思いますが、韓国は教会がたくさんあります。大きい教会から、トンネ(町や村)単位の教会もあり、大変熱心です。
また、信仰が日常化している韓国では、自分の宗教を公開している各界のスター・著名人も少なくないです。
イ・ミョンバク大統領、歌手のテヤン(BIGBANG)は、プロテスタント。アイリスで人気のキム・テヒ、歌手のBoA、俳優クォン・サンウ等は、カトリック。そして、四天王の二人のイ・ビョンホンやチャン・ドンゴンは仏教です。

韓国の宗教事情
駅にある教会提供クリスマスツリー
韓国に住んでみて、私が一番カルチャーショックを受けたといってもいいのは、宗教かもしれません。一番近い存在の人がクリスチャン(韓国でクリスチャンはプロテスタントのみを指す)だったので、日本では行ってなかった教会に行く機会が増えました。もともと、高校がカトリックだったので、そんなに抵抗はなかったのですが、日本の教会のイメージと韓国の教会との差は本当に大きいものでした。日本では、教会といえば、静かでお祈り…が一番にきますが、韓国では歌を歌って、礼拝と華やかなものでした。心を落ち着けに行くというより、ストレス発散する為に行く教会。驚きました。実際、教会に行って何をするかと言うと、礼拝の前には、少数人数のグループを作って聖書の勉強。そして、華やかな礼拝に行った後、少数人数のグループで再び集まり、映画を見たり、遠足に行ったりするようです。韓国に住んでみて、周りが『友達作り』の一環として薦めてくれた教会でしたが、実際、教会が馴染みのない私は、礼拝のみ参加しています。
韓国の宗教事情
新世界デパートのイルミネーション
こんなにも韓国の宗教人口が多い背景には、熱心な布教活動があってこそ。国内を初め、海外でも積極的に行われており、布教家の派遣数は世界1、2位を争う程だそうです。2007年にアフガニスタンで起きた韓国人拉致・殺害事件では、度を過ぎた布教活動が浮き彫りになり、韓国社会では事件後、過度な布教活動に対し自粛を求める声が高まったこともありました。
もちろん、熱心なおかげでいいこともたくさんあります。無料韓国語教室が開かれている教会もたくさんありますし、英語はもちろんのこと、日本語や中国語の礼拝のある教会もあります。ただ、クリスチャンでもないのに、日本語がうまくなりたいという理由で教会に来る人もいるそうです。もちろん、日本もクリスチャンでもないのに、チャペルで結婚式を挙げる人もいるので、どっちもどっちですね(笑)
一度、韓国来た際、クリスチャンショップを探してみて下さい。韓国のクリスチャン熱を感じられます。
2010年01月05日(火) written by マルコ from (韓国)
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