新型コロナによるロックダウン、その後のアイルランドの状況は？ | アイルランド

新型コロナによるロックダウン、その後のアイルランドの状況は？　
The situation in Ireland after the lockdown due to COVID-19

季節も春になり青空が広がるのを見ると、
なかなかStay at homeをするのは難しい…？

　ロックダウンが2020年3月28日から始まっているアイルランド。もともとロックダウンは2週間の予定でしたが、その後5月5日まで期間延長されています。
　
　前回のアイルランド通信（2020年3月31日掲載）「とうとうアイルランドでも『外出禁止令』発令」で、アイルランド政府が発表していた新型コロナウィルス感染者数が2,910名、死者が54名だとお伝えしましたが、約一カ月後の4月25日現在、それぞれ感染者18,561名、死者1,063名と数が急激に増えています。あと一週間ほどでロックダウンが解除される予定ですが、この調子だとロックダウン延長になりそうな感じ。特に最近は天気も良いので、みんなが週末にこぞって“散歩”へ出かけ、人気のビーチ近くの散策道は人でいっぱい！なんて所もあるのだとか。

　そんなことから、アイルランドの厚生大臣であるサイモン・ハリス氏（Simon Harris）も、現在の状況ではロックダウン解除は勧められないそう。また、仮に今後感染者数や死者数が減っていっても、新型コロナウィルスとの付き合いは今後何年も続き、このウィルスと共存していくことになるとも考えているようです。

　とはいえ、やはりコロナウィルスに感染するのは怖い、ちゃんと＜Stay at home＞しなければと思う人々がほとんどなのでしょう、それぞれ家で何をして時間を過ごすか、インターネットで色々とリサーチをしている人は多いようす。
　
　例えば、グーグルによる今年3月後半に多かった検索ワードで、ゲーム関係（ボードゲーム、トランプ、コンピューターゲーム、オンラインゲーム、ビデオゲーム、パズル、クロスワード）が急増したのだそう。さらに語学やオンラインコースなどでスキルアップに努める人、料理やDIY、読書、編み物、TV、ガーデニングなど趣味を極める人、エクササイズやヨガ、瞑想で心と体の健康を保とうとする人、さらに＜折り紙＞も検索ワードのトップ10に挙がっていて、少し驚きました。

　できるだけ自宅にこもっているのはストレス！と悶々とすることもたまにありますが、これをきっかけに、自分が今まで気づかなかった才能や好きなことを発見する、良いチャンスとも言えますね♪

　色々と私も、興味があることに挑戦してみようと思います！