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仕事がないっ!? 〜 アイルランドワーキングホリデー

仕事がないっ!? 〜 アイルランドワーキングホリデー

 相変わらず不景気からなかなか抜け出せる気配がないアイルランド。ときおり「どこドコの会社が業務拡大で、社員を増やしますよ!」といったニュースは聞くものの、実はそれ以上の人が職を失っている現実があります。2010年6月の時点で13.4%の失業率であるこの国で、人々が仕事をなくしていくのははもはや珍しいことではないからか、よっぽど大量リストラでもないかぎりニュースにすらならないような気がします。

 どれぐらいアイルランドの失業状況が深刻かという例を挙げると、あるファーストフード店で数ヶ月間だけのアルバイトの募集をかけたら、何百人という人たちが国内外から応募してきたり、ダブリン空港に新しくできたターミナル勤務の求人広告が出たら、9000通ぐらいの履歴書が殺到――なんていうことがあったり、です。しかも求人を出した会社や店によれば、「ほとんどの履歴書はOver-qualified(必要以上に学歴・経験がありすぎる人)だ」なのだそうです。かつてよい仕事についていた人たちが人員削減などにあい、生活するため以前なら見向きもしなかったアルバイト的な仕事を、選り好みせず狙ってきたということなのでしょう。そうなるとレストランやカフェなどで働きたいと思っているワーホリメーカーさんにとって、こういった人たちは天敵(?)となるのですが、やはり雇う方はそのあたりを心得ていて、あまりOver-qualifiedの人は雇いたがらないのだとか。というのもこういう人たちは単なる次のよい仕事が見つかるまでの、<つなぎ>としてこういった仕事を探しているのだろうと思われがちだからです(そして実際そう考えている人も多いのだと思いますが……)

 もしアイルランドで働きたい!と考えている場合、人のつてやネットワークはかなり重要な要因になると思います。知り合いや友人をまずたくさん作ると同時に、自分が仕事を探しているということを公言していると、人のつながりが密なアイルランドのことなので「友達の知り合いが短期の求人出してたよ」などといった情報を得られることもあるからです。『コネは何かちょっとヤダな』と思われるかもしれないですが、どこの誰とも知らない人を雇うよりも、身元がしっかりしていて知人に推薦された人を雇う方が、雇用主にしたら安心材料になるのは間違いありません。アイルランドでは、<References(経歴参照先)>として自分を推薦してくれる人(昔の上司など)を転職先に尋ねられることがほとんどですので、人づてで職に応募するということは、既にこのReferencesを持っている、ということにもなるのですね。

少しずつでいいから、アイルランドの景気が良くなっていってくれたらいいのになあ、と思います。



2010年07月16日(金) written by Uisce 『エール備忘録』 from (アイルランド)
Comment(1)


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この記事へのコメント

Uisce 2010/08/14/00:01
嬉しいです、こちらこそ読んでくださってありがとうございます。もし「こんなことが知りたい」などのリクエストがあれば教えてくださいね!

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