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アイルランド在住のポーランド人今昔 〜 アイルランドワーキングホリデー

アイルランド在住のポーランド人今昔 〜 アイルランドワーキングホリデー

 2014年5月1日で、ポーランドが欧州連合に加入して10年になるのだそうです。
2004年5月からポーランドのみならず、キプロス、チェコ、ハンガリー、スロバキアなど新たに10ヶ国が欧州連合の仲間入りすることになった時、既にEU(欧州連合)に加入していた古株の欧州国在住の人々は「東欧から安い労働力が大量に入ってきてしまう。そうなると職の取り合いになり、新しく加入したこれらの国の人々に自分たちの仕事を取られる!」などといった懸念の声を耳にしていたのを覚えています。
 特にアイルランドは1845年のジャガイモ飢饉のころから、“出稼ぎ移民”として国外へ移住していくといった歴史がありました。そのアイルランドが今度は逆に、新加入国からの外国人の移民たちを多く迎え入れることになるのですから、外国人慣れしていないこの国が半ばパニック状態になってしまうのも無理はなかったように思います。

そして2004年5月。
当時同じ企業で働いていたポーランド、チェコ出身の同僚たちは「もうこれからは労働許可証なしで自由にアイルランドで働ける!」と喜んでいたのを、「いいなあ〜、日本も欧州連合に入りたーい!いや、地理的にまず無理か、ヨーロッパじゃないもんね」と冗談を彼女たちとかわしつつ、それでも羨望の気持ちでいた私だったのですが、当時アイルランドは≪ケルティックタイガー≫と呼ばれる好景気。建築関係の仕事を求め、その後東欧からたくさんの人々が働きにアイルランドへやってきました。特に一番バブルであった時期は5人に1人がポーランド人と言われるぐらい、たくさんのポーランド人が移住してきたのです。それに伴い、ポーランド食材専門店やポーランド人向けのお店なども多く開店していました。街を歩けば、ポーランド語が聞こえることが多くなり、「アイルランドの公用語は“アイルランド語”と“ポーランド語”になってしまった」なんて本気とも冗談ともとれることを言って嘆くアイルランド人もいるほどでした。
 実際2011年の国勢調査によれば、この年アイルランドに在住していたポーランド籍の人たちは12万人いたのだそう。
 
 その後哀しいかな、アイルランドのバブルがはじけ、2007-2008年ごろに職を失う人たちが続出。ポーランド人も例外ではありませんでしたが、それでもアイルランドでしっかり働いて稼いだお金を元手に、母国ポーランドで成功することができた、という人たちの話も聞きました。

 私自身、実は未だにポーランドを訪れたことがないのですが、そんな私がアイルランドで多くのポーランド人の友人たちに出会うことができたので、本当に≪出会い≫や≪縁≫って大事だなあ、とつくづく思います。

2014年05月02日(金) written by Uisce 『エール備忘録』 from (アイルランド)
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