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シドニーの街が色とりどりに染まるアートのフェスティバル”VIVID SYDNEY"

シドニーの街が色とりどりに染まるアートのフェスティバル”VIVID SYDNEY
オペラハウスの表面がめくれてるように見えます。
Vivid Sydneyとは4年前に始まったアートの祭典です。
アートと言っても絵画にとどまらず、映像、音楽、オブジェなどクリエイティブなものすべてがテーマの祭典です。一番有名なのはシドニー(シティー)のビルが色とりどりの照明のライトアップされるもので、夜六時以降にライトアップが始まります。今年はオペラシティーに大きなプロジェクターで映像が映し出されて、まるでオペラハウスがキャンバスになったように色々な模様や映像が繰り広げられていました。しかもただ映像が映し出されるのではなく、オペラハウスの構造を計算しつくした上での映像技術が今年の目玉でした。まるでオペラシティーの壁が波打っているように見えたり、建物の骨組みが変わったり建物自体が崩れ落ちたように見える演出などがとてもリアルで魅力的で、まさに光のトリックアートでした。
シドニーの街が色とりどりに染まるアートのフェスティバル”VIVID SYDNEY
他にもこんな映画のようなイルミネーションも。
スムーズに動いて踊ってました。
以前に大阪で見たクリスマスから年末の時期に行われる「光のルネサンス」のウォールタペストリーととても類似していました。これもただ壁に映像を映し出すのではなく、建物の構造と同じ映像を投射することにより、建物自体が色づいたり動いたように見えるトリックで、初めてこの技術を目にした時はとても感動しました。
シドニーの街が色とりどりに染まるアートのフェスティバル”VIVID SYDNEY
MCAのトリックイルミネーション。
今回のVividではオペラハウス、MCA、Customs houseがサーキュラーキーから見える範囲での光のトリックアートの舞台で、他にもサーキュラーキーからウォルシュベイまでのいたるところにイルミネーションなどが設置されていてシドニーの街の海側が虹色に染まり、地元の人も観光客もみんなで綺麗なイルミネーションを眺めていました。
シドニーの街が色とりどりに染まるアートのフェスティバル”VIVID SYDNEY
このVividが開催されている時期(特に週末)はサーキュラーキーがとても混み、食事や休憩のためのカフェやレストランを探すのがとても大変です。どこもとても混んでいるし、順番を待つだけで30分から1時間待ちます。シドニーはもう冬で、しかも先週は夜の冷え込みが厳しかったので寒さに耐えかねて断念する人もちらほらいました。食事や休憩には事前の計画が必要です。
しかし街が一つになってアートを尊重するこういうイベントはとても貴重です。外に設置されているイルミネーションなどを楽しむのは無料ですし、有料でアーティスティックな映画なども期間限定で上映されていたりして、街全体がアートなムードに包まれています。観光名所のオペラハウスがキャンバスになるのは年に一度この機会だけ。ぜひワーホリなどで長期滞在される方は体験してみてください。
2012年06月15日(金) written by Yuiph from (オーストラリア)
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